佃家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:31 UTC 版)
ガンモ 声 - 杉山佳寿子 本作の主人公。巨大な卵の中から生まれた卵形の体型、頭に赤いとさかが付いたニワトリモドキの生物。一人称は「ボク」。原作・アニメともに「ボク」が「ボカァ」に変化することもよくあるが、基本的に言葉使いは非常に丁寧。 ニワトリと違って空を飛べる。ゆっくりしたスピードでしか飛べない上に高所恐怖症のため低空しか飛ばない。ガンモが履いているスニーカーは、空を飛ぶときのバランスを保つためのちょうどよいウェイトをもつ特別製であり、一度スニーカーをなくしたときに普通のスニーカーを履いたことがあるが、ひっくりかえってしまい飛び立つことができなかった。半平太が飼い主となってからは、半平太の家に居候することになる。好物はコーヒー。しかしコーヒーの成分が人間にとってのアルコール摂取に酷似しており、酩酊するとかなりの酒乱である。また、とさかを触られると、全身の体の力がなくなってしまう。完璧ではないが変身能力がある。毎回「ケッコー、〇〇もどき~!変身~!」と叫んで、宙返りをして変身する(アニメ版のみ、当時のロボットアニメ人気を反映し、スペースシャトル型から変形するガンモそっくりのメカガンモが登場(玩具展開はなし))。 数々の鳥の仲間がいる。謎の金の鳥さん(正体は鳳凰)との関わりが後半になるにつれて深くなり、弱点だった高所恐怖も治りどこへでも飛べるようになる。 原作の最終回では、その正体は鳳凰の卵であったことが明かされ最終話で孵化の時を迎え、別れを告げるガンモに半平太が抱き着いた事でガンモは破裂。無数のヒナたちが天に飛び立ち、ガンモに関する記憶は消されるラストとなった。 アニメ版最終回では、天界の王子であったことが明かされ、お別れパーティーを経て天へ帰って行くも、「太り過ぎ、醜い」と母である女王に修行のやり直しを命じられ半平太たちのもとへ戻る(人間界へ戻ったものの、原作では半平太からガンモの記憶が消えているのに対しアニメではガンモの記憶が消えており、ガンモの半平太たちに関する以前の記憶はすべて消えていることが暗示されている)。 佃 半平太(つくだ はんぺいた) 声 - 田中真弓 本作のもう一人の主人公。通称ハンペン。一人称は「俺」。小学3年生。頼りなく気弱で目立たないが落ちこぼれというわけでもない普通の男の子。ガンモの卵を拾ったことでさまざまな騒動に巻き込まれる。また、ガンモを利用するエピソードも多く、自分がピンチに立たされると態度が一変する。根は非常に優しく、友達思い。ガンモが仲間に捕まったときには、精神ボロボロになりながらもガンモの名を叫びながら全力で助けに走った。 あゆみのことが大好きだが想いは通じず無視され続けている。 佃 つくね(つくだ つくね) 声 - 大塚智子 半平太の姉で中学生。かなり粗暴な性格で、半平太に毎度「スペシャルタマくだき」と称した電気あんまをしている。ただ、ガンモと勘違いしてスペシャルタマくだきを(一度だけであるが)あゆみにやってしまい、顔面蒼白となったことがあった。 佃家のパパ 声 - 千葉繁 半平太とつくねの父。 佃家のママ 声 - 吉田理保子 半平太とつくねの母。
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