他校選手・監督
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:09 UTC 版)
市川 秀明(いちかわ ひであき) 県下一の甲子園常連校で、9人揃った盃成高校が初めて練習試合をした東亜第一高校のピッチャー。校内に親衛隊もあるほど同校女子生徒の人気も高い。 最初は盃成に対して舐めた態度を取り試合ではパーフェクトゲームを公言するも、盃成のケンカ野球に動揺してしまい敗北を喫す。 翌年の県大会では前回の練習試合の雪辱を晴らすと伊達らに宣言し決勝戦で再戦。決勝戦試合前の盃成のパフォーマンスにも動じず試合では9回までパーフェクトに抑えるも、最終回に代打で打席に立った松宮の凡打からのエラーで塁に出たことをきっかけに、伊達の予告ホームランをした上でのバントでリズムを乱してしまい、大貫による初級狙いの逆転サヨナラホームランで甲子園のキップを逃してしまった。 安国寺(あんこくじ) 甲子園常連校で秋季大会も南関東大会を制した東京・京王学園の監督。選手を駒としか考えず、自分の顔に泥を塗った選手を平気で追放する残酷な面を持つ。 山中拓二を変化球の使えるバッティング投手としてスカウトし、毎日200球の変化球を投げさせて肩を酷使させた挙げ句「壊れたピッチングマシンはいらない」と言って部から追い出す。 盃成高校との練習試合では最初2軍を出してきたが、予想外の展開に慌てて1軍を呼ぶも、リリーフに回った山中のナックルボールに翻弄され敗北する。試合後、自分に恥をかかせたといって1軍選手を平手打ちして2軍に降格させると言うが、それを見た日向からの鉄拳制裁を食らうこととなる。 京王学園の野球部は練習試合で使った専用球場の他に、予備の球場が一つと専用グラウンドを二つ持っている。現在の専修大学附属高等学校にあたる、かつての「京王高等学校」とは関係はない。 三保 優(みほ まさる) 秋季大会の1回戦で盃成高校とあたった私立新山高校のエース。 父親が建設会社の社長で、北野繁の父親がその社長の運転手をしていたことから北野に八百長を持ちかける。 名字と校名は競走馬のミホシンザンが由来であると思われる。 天城(あまぎ) 秋季大会2回戦対戦相手の東盃工業の投手。 盃成高校の野球部とは以前は結構揉め事を起こしていたらしく、顔にはその時の傷があり、試合の直前には行き付けのおでん屋の店主に暴行を働いたりしている。 試合ではクロスプレーに見せかけて故意に伊達や竹中、更には島を負傷させるが、最終回で伊達の頭を狙って投げるもピッチャー返し(打球がグラブを突き破っている)でサヨナラ負けを喫し、試合後の延長戦(ケンカ)ではフルボッコにされた上に全裸にされて記念写真を撮られることとなる 三郷(みさと) 県大会2回戦で当たった私立開栄高校のエースピッチャー。 コンピュータみたいに正確なコントロール投法で秋季大会でも準決勝まで進んでおり、県大会でも盃成高校を圧倒するが、最終回に大貫によるピッチャー返しからのサヨナラホームランで敗れる。この試合で伊達は相手キャッチャーとのクロスプレーによって右手を負傷してしまい、それが決勝戦まで響くこととなった。
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