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今市4人殺傷事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/18 11:44 UTC 版)

今市4人殺傷事件（いまいちよにんさっしょうじけん）は、1981年（昭和56年）3月29日に栃木県今市市大室（現・日光市大室）で発生した強盗殺人事件^[1]^[6]。

脚注

注釈

^ 井上薫 (1999) によれば、最終学歴は尋常高等小学校卒^[3]。
^ 法務大臣・長勢甚遠の死刑執行命令による^[8]。
^ 秋山芳光は1990年12月に刊行された『死刑囚からあなたへ国には殺されたくない』（インパクト出版会）に手記を寄稿している^[22]。
^ ほか1人は、1978年（昭和53年）から1981年（昭和56年）にかけて高知県で親族ら3人を殺害したF・M（大阪拘置所在監：64歳没）^[8]。
^ 1997年8月1日に永山則夫（連続ピストル射殺事件）や、夕張保険金殺人事件の死刑囚夫婦ら、計4人の死刑が執行されている^[23]。

出典

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p 『下野新聞』1981年3月30日朝刊1頁「今市主婦ら二人殺される刃物で胸など刺す子供ら二人重傷復縁迫った"義弟"」（下野新聞社）
^ ^a ^b ^c 年報・死刑廃止 2020, p. 250.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 井上薫 1999, p. 265.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 最高裁第一小法廷 1993, p. 1.
^ ^a ^b ^c ^d 集刑 1993, p. 341.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 『下野新聞』1981年3月31日朝刊2頁「凶器は発見できず今市の5人殺傷事件強盗殺人容疑で追及車内に被害者の指輪など藤波脅迫まがいの電話再三」（下野新聞社）
^ ^a ^b ^c ^d ^e 『下野新聞』1993年9月10日朝刊2頁「藤波被告の死刑確定最高裁上告棄却今市で4人を殺傷」（下野新聞社）
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 『毎日新聞』2006年12月25日東京夕刊1頁「4人の死刑執行 1年3カ月ぶり長勢法相が初命令」（毎日新聞東京本社）
^ ^a ^b 『最高裁判所裁判集刑事』（集刑）第287号（平成17年1月 - 8月分） 577頁 - 強盗殺人事件［平成12年(あ)第690号：平成17年7月15日決定］の検察官による上告趣意書。別表3「被害者二名の強盗殺人事件で、永山判決以後最高裁判所において死刑選択の当否が判断された事例一覧表」
^ ^a ^b 井上薫 1999, p. 270.
^ 藤波芳夫 1987, p. 214.
^ 藤波芳夫 1987, p. 215.
^ 藤波芳夫 1987, pp. 214–215.
^ 藤波芳夫「連帯を強め、共に」（インパクト出版会編『インパクション』1986年5月、インパクト出版会）
^ 藤波芳夫「キリストと共に生きる姿勢」（日本死刑囚会議・麦の会編著『死刑囚からあなたへ国には殺されたくない2』1990年、インパクト出版会）
^ ^a ^b ^c ^d 『下野新聞』1987年11月12日朝刊2頁「今市の4人殺傷事件藤波被告、二審も死刑東京高裁」（下野新聞社）
^ ^a ^b 『下野新聞』1981年3月30日朝刊2頁「惨忍、白昼の刺殺魔農村の春一転修羅場に今市庭に散らばる遺体青ざめる住民残された家族哀れ」（下野新聞社）
^ ^a ^b ^c 佐藤英雄「記者メモ」『下野新聞』1981年3月31日朝刊2頁
^ ^a ^b ^c ^d 『下野新聞』1982年2月20日朝刊1頁「同情すべき余地なし今市の強盗殺人凶悪で残虐な犯行死刑に顔震わせる藤波」（下野新聞社）
^ ^a ^b 『下野新聞』1982年2月20日朝刊1頁「藤波に死刑今市の強盗殺人心神耗弱退ける宇都宮地裁」（下野新聞社）
^ 「刑事雑（全） > 判決訂正申立 > 事件番号：5(み)4 事件名：住居侵入、強盗殺人、強盗殺人未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反申立人又は被告人氏名：藤波芳夫裁判月日：〔平成5年〕10・1 法廷：一結果：棄却原本綴丁数：」『最高裁判所刑事裁判書総目次平成5年10月分』、最高裁判所事務総局、1993年10月、 13頁。 - 『最高裁判所裁判集刑事』第262号（平成5年1月 - 12月分）の巻末付録。
^ 秋山芳光『死刑囚からあなたへ国には殺されたくない』 II、死刑囚連絡会議・麦の会編著、インパクト出版会、1990年12月、178頁。ISBN 978-4755400193。
^ 『読売新聞』1997年8月2日東京朝刊一面1頁「永山則夫死刑囚の刑執行 19歳の時、4人射殺全国で計4人執行」（読売新聞東京本社）
^ 佐久間哲 2005, p. 173.
^ 佐久間哲 2005, p. 177.
^ ^a ^b ^c ^d ^e 年報・死刑廃止 2020, p. 119.
^ 年報・死刑廃止 2020, pp. 119–120.
^ ^a ^b ^c ^d 年報・死刑廃止 2020, p. 120.
^ ^a ^b 藤波芳夫「遺書旅立ちを前に」（『インパクション』2007年2月号、インパクト出版会）