九江州中学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/17 08:14 UTC 版)
異世界・泡の中央界に転移した中学校。校舎が生徒550名と周囲の土地を含めて転移した。泡の中央界とは構成物質が異なるために地上から浮遊しており、帆を張ることで自立航行できるようになる(後に魔導飛行船の動力機関を設置する)。泡の中央界では「空飛ぶ四角い城」と呼ばれている。なお、転移時に職員会議をしていた教職員は発見されていない。 メインキャラの名字に漢数字が含まれている者が多いのは「メイン・クラスのキャラとして使うつもりの者の目印」であるため。基本的に普通の中学生たちだがそれなりに逞しく、異世界の技術や魔法を学びながら成長していく。 百地 王太(ももち おうた) 主人公。九江州中学1年B組のサッカー好きの少年。ユーリナの導きで、ダイソードのソウル・マスター(神の武器の搭乗者はソウル・マスターと呼ばれる)となる。他の神の武器との戦いを通じてダイソードと心を通わせ、初めに立ちし者との最終決戦までダイソードとともに戦う。 千導 今夜(せんどう こよい) 九江州中学の生徒会長。大人が全滅した九江州中学のリーダーとなる。定期入れにアニメキャラクターのブロマイドを入れているほどのアニメ好き。物事を進めるためなら根拠のない不確かなこともハッキリと言い切る度胸がある一方で思慮深く、また洞察力が高く機転が利く。その企画・立案能力は、交渉において一国の王であるジオナス王と対等に渡り合えるほど。物語の進行とともに王太に恋心を抱く。 一峰 ゆうじ(かずみね ゆうじ) 九江州学剣道部部長。今夜に片思いをしていたために何かにつけて今夜のそばにおり、側近のような役割。今夜が不在の際には九江州中学の指揮を執る。面倒事や面倒を起こす人間を放っておけない性格で、ガブ・マオリから天真爛漫なツボカの面倒を押し付けられるが、神との決戦後は「彼女を放っておけない」と、ツボカのために泡の中央界に残る決断をする。劇中ではツボカが名をユージと呼んでいたが、作中では漢字表記は出ない。 二葉 春夏(ふたば はるか) 九江州中学2年D組。校内で一番魔法の飲み込みが早かったため、海辺国の海底洞窟探検に駆り出される。ヨゴが仲間に加わってからは、召喚者の一人として活躍する。ファンタジーは苦手で、ヘッセなどが好き。当初は気の弱い性格だったが、旅を続ける内に姉御肌な性格になっていき、いつしか恋仲になった十勝を尻に敷いている。 十勝 力(とかち ちから) 九江州中学3年E組。自称実戦格闘技部キャプテン。いわゆる不良であり、生徒の中では腕っぷしに優れた番長的存在。海辺国で今夜の生徒会長退任を要求する退陣派のリーダーとして反乱を起こすが、海底洞窟での騒動を経て和解し、今夜や王太に力を貸す。一峰と共にナマクラに乗り込み、神の武器とも戦う。洞窟探検後以降、春夏に惚れる。 七瀬 咲笑(ななせ さきえ) 今夜の親しい女友達。後に生贄として北国に女生徒の大半が誘拐されたときに巻き込まれ、今夜とは離れ離れになる。北国に囚われながらも2キロ太ったという楽天的な性格。生贄候補の女生徒たちの実質的リーダー。 金子 良雄(かねこ よしお) 王太の友人。ぽっちゃり体型の少年だが弓が上手い。女生徒とともに北国にさらわれ、タ・カラ発掘の強制労働に従事させられる。体力には全く自信がなかったが、このおかげで体力・生活力ともアップし、腕力に関しては北国獣人兵を殴り倒せるほどになる。後に『クロノアイズ』にも登場、高校では同作の主人公・西郷大樹の同級生となる。これは同人誌で明らかとなった設定(後述)。 仲島 英児(なかじま えいじ) 自称・九江州中学商い部の男子。実家は仲島ストアーという商店で、本人も自分に不利な取り引きはしたことがないと豪語する根っからの商人。秘密のお宝「ぬぅど写真」を使って、海辺国での戦いに地元漁民や海辺国兵士を参加させる。
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