中心となる2名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 06:45 UTC 版)
「エン女医あきら先生」の記事における「中心となる2名」の解説
日向旻(ひなた あきら) 第1話から登場。本作品の主人公。外科医。29歳。11月8日生まれ。作中では通常、平仮名で「あきら」と表記される(本項でも以下これに倣う)。悠明病院に勤務(~129話)を経て、実家の日向医院を手伝っている(130話~)。悠明病院における開放型病院(オープンシステム)の登録医。 いわゆる“ドジっ娘”で、病院内でも走っていて転倒したり器具を壊したりということが多く、寝坊での遅刻も多い。たまに運動すれば筋肉痛で再起困難になったりもする。整理下手でもある。運転免許は教習所の教官を車酔いさせてしまい取れなかった。都合の悪いことは忘れてしまう記憶力を持ち、夏休みも高確率で取り忘れる。恋愛に限らず多方面について鈍感で、風邪を引いても自分で気付かないことも。しかしそれらは、仕事に対して一生懸命である故のことである(頼りないくらいの方が親しまれる、という著者の目論見により、このような設定になった)。また医師としての能力は、接眼式内視鏡を使用するクリップ止血を短時間で行える他、歩が「ああいう時(治療に携わっている時)の先生を見ていると普段の姿が信じられない」と発言(第4巻12頁左側3コマ目)していることなどから腕自体は悪くはないようである。悠明病院勤務時代は妹のみひろと同居していた。 第128話から、歩と付き合い始めるも、なかなか関係は進展しなかった。しかし226話で歩に結婚を申し込み(184話で歩から結婚を申し込まれたときは「プロポーズは私から」ということで断った)、最終話の229話で結婚した。水城の次作『あつむトイタウン』の最終話に歩と一緒に登場し、あきほ(『あつむトイタウン』2巻の106頁左側1コマ目)と言う女の子を授かっていることが判明している。 高校時代に、「ブラックJ」(架空の漫画作品)の影響を受け、医者を志す(ただし、同級生には父親が夜間でも必死に急患を治療する姿を見て、医師になろうと思った、と話している)。 子供が大好きだが、“病院で聞く子供の声って切なくて”との気持ちがあったため、小児科医にはならなかった(第44話、第2巻110頁左4コマ目の発言より)。 診察時に白衣の下に着ている服は、基本的に黒色だが、これは流匠先生の影響。 大学時代に2年留年しているので、第1話時点では研修が終わってまだ間もない状態だった。 料理は苦手で、食事は基本的にレトルト食品やコンビニ弁当などで済ませている(みひろも同様)。隣家のユミちゃんが時々差し入れしてくれるのが唯一の頼みの綱。 音痴(第3巻後書き、126頁)であるが、本人は全く自覚がない。 花粉症。 野呂歩(のろ あゆむ) 第1話から登場。当初はあきらを指導医に持つ研修医だったが、研修終了後に即日外科入りを決めて後輩となる。26歳。身長はあきらより5mm低い。 いわゆる“ピュアな性格”で、登場した当初は女性の胸の診察でも顔を赤らめてしまうほどであった。あきらに片想いしていたが、この性格ゆえになかなか告白できなかった。 第128話であきらに告白し、付き合い始める。184話であきらに結婚を申し込むが、あきらが「先に『好きだ』と言ったのは歩君、だからプロポーズは私から」と主張したため、この時はかなわず最終話の229話で晴れて結婚した。なお、婿入りであるため、名字は「野呂」から「日向」になった(228話)。水城の次作『あつむトイタウン』の最終話にあきらと娘のあきほと共に登場している。 優しい顔立ちで、メガネを掛けていないと女性に間違えられてしまう。 機械類に強い。実家はプラスチック成型工場で、子供の頃から、機械の仕組みを知ろうと分解して遊ぶ習慣があった(それが嵩じて外科医になったのかどうかは不明)。 三人姉弟の末っ子。姉たちの尻に敷かれて育ってきた。 鼻血の出やすい体質。
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