一般形車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:15 UTC 版)
E217系(鎌倉車両センター所属、1994年12月3日-) 前述の通勤快速の運行開始と同時に1995年(平成7年)度から運用。多くの列車が基本編成11両と付属編成4両の15両編成で運行されているが、日中時間帯を中心に11両編成で運転する列車も多数運行される。また、逗子駅 - 久里浜駅間では4両編成単独での運用も存在する。基本編成4・5号車に2階建てグリーン車が連結されている。 先頭車正面右側に設置されている路線名・列車種別表示器には、通常黒地に白文字で「横須賀線-総武線」と表示される。かつて運転されていた通勤快速や特別快速での運転時は黒地に赤文字で「通勤快速」や「特別快速」と表示され、快速エアポート成田では黒地に青文字で「エアポート成田」と表示されていた。また、営業運転での使用こそされていないが、種別・行先表示が可能な特別快速エアポート成田では黒地に赤文字で「特別快速エアポート成田」と表示する。なお、黒地に白文字の「普通」や黒地に赤文字の「快速」も表示可能だが、営業運転で使用された回数は少ない。 通称「スカ色」と呼ばれる青とクリーム色(■■■)の帯が巻かれている。この色は113系から継承されているものだったが、2000年代初期に行われた機器更新に伴う塗装・ロゴ・スカート変更により元の塗色よりも明るいものに変更され、窓上の帯は元の三段帯から二段帯に変更された。ちなみに、成田線(我孫子支線)120周年記念企画として2021年(令和3年)4月30日から同年10月頃まで常磐快速線・成田線で運用されている松戸車両センター所属のE231系マト130編成が当系列の更新色と似た塗装に変更されていた。 久里浜方から付属編成4両(増1 - 増4号車)・基本編成11両(1 - 11号車)の構成となっており、基本編成の4・5号車が2階建てグリーン車、それ以外が普通車である。普通車は4扉、ロングシートが基本であるが、基本編成の千葉寄りの3両(9・10・11号車)のみセミクロスシート。なお、このような基本・付属編成の構成となった経緯については横須賀線#列車の編成を参照。 E235系1000番台(鎌倉車両センター所属、2020年12月21日-) グリーン車2両を含む基本編成11両+付属編成4両という構成はE217系と同様だが、本形式では普通車全席がロングシートとなった。また、普通列車のグリーン車としては初めて公衆無線LANの導入と各座席へのコンセント設置がなされた。 快速電車の編成 (東京駅基準) ← 久里浜 千葉 → 付属編成 基本編成 増1 増2 増3 増4 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 数字は号車番号を表す。 4・5号車はグリーン車 表・編・話・歴・PJR・PJRN・C
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