一般囚人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 18:31 UTC 版)
「デッドマン・ワンダーランド」の記事における「一般囚人」の解説
鷹見 羊(たかみ よう) 声 - 梶裕貴 DWの一般囚人。19歳。身長174cm。罪状は詐欺罪で懲役3年。 妹の水名月を探し自由にする為に囚人となり、刑期を買う為に約9千万CPを稼いでいたが、後にG棟では刑期は商品に含まれていないことを知らされる。CPを稼ぐために玉木の依頼でガンタを監視するようになり、ガンタの「味方」に成りすますことで彼を利用していたが、水名月の一件以降は考えを改め、改めてガンタと友人になる。 震災の際に母親を亡くし、また母の影響から変わってしまった妹を護れるのは自分だけと思うようになり、誰も信用しなくなっていた。後に父親も水名月に殺され、身寄りを無くして二人だけになり、子供でありながら震災後の世界を生き抜いてきただけあって盗みの技量が高く、スリやピッキングの技術も優れ、人間の耳やネクロ・マクロのパーツも「盗む」ほど。非常に妹想いだが、妹への心配具合が度を超えているため、水名月には「シスコン野郎」呼ばわりされてしまっている。投獄前はホストをやっていた。 DW閉鎖後はマキナの元で働いている。また、アザミが飼っていたキンチョを保護している。剥切らとの戦いでは、マキナからくすねたワームイーターを使い、ヨスガの罪の枝を打ち破っている。 最後の戦い終結後は水名月とキンチョと共に暮らしている。 御堂 アザミ(みどう アザミ) DWの一般囚人。非常に良心的で正義感の強い性格の少女。身長168cm。 幼少時に両親から受けたネグレクトが原因で荒んだ生活を送り、レディースの総長をやっていた。チームで大掛かりな事故を起こし、友人をかばって1人逮捕されるが、裁判の際にそのかばった友人や弁護士から見放され、DWへ収監される。そういった過去から、基本的に他人を当てにしないようにしている。所内では相棒であるペットのキンチョの芸と雑用で稼いでいる。 収監されたばかりのガンタと知り合い、後に友達になったが、「罪の枝」との適合性が認められたためにニンベンにされ、彼と闘うことになってしまう。ガンタによって仮面によるエレクトリカル・ドラッグの支配から解放されるも、玉木に捕まってしまったガンタを救う為に単身デッドマンらのいるG棟へと向かい、シロと共にデッドマンらにガンタを救うよう懇願する。ガンタを助け出した後は円との戦いで倒れたシロの面倒を見ていたが、目覚めたシロ(=レチッドエッグ)と対峙し、乱入してきた剥切に殺された。 主要キャラクターだが、アニメには未登場である。 キンチョ アザミに飼われていたミツオビアルマジロ。 主人思いで賢く、芸が得意。アザミが死亡した後は羊に保護され、彼と行動を共にするようになる。 高頭寺 一政(こうずじ かずまさ) 声 - 丸山壮史 DWの一般囚人。元テコンドーの金メダリスト。非常に傲慢で暴力的な男性。 ドッグ・レースでアザミへ暴行を加え、子分の取り巻きと共に不正を行いながらガンタを妨害するが、敗北。不正を行ったことが仇となり、マキナによって1年間の特別懲罰房行きにされる。 アニメではテレビで共演した女優へ暴行を加えたためにDWへ収監されたという設定が追加されている。原作同様不正を行うが、ドッグ・レース最終戦で針の山に落ちて死亡する。 張(チャン) 声 - 山本兼平 DWの一般囚人。中国人風の男性。 元ハッカーであり、DW内で情報屋をしている。羊の依頼を受け、水名月がG棟にいることを突き止めた。 アニメでは日本人で外見も異なっており、クレジット表記も単に「情報屋」となっている。
※この「一般囚人」の解説は、「デッドマン・ワンダーランド」の解説の一部です。
「一般囚人」を含む「デッドマン・ワンダーランド」の記事については、「デッドマン・ワンダーランド」の概要を参照ください。
- 一般囚人のページへのリンク