ングマ・モネネとは? わかりやすく解説

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モケーレ・ムベンベ

(ングマ・モネネ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 00:43 UTC 版)

モケーレ・ムベンベ (Mokele-mbembe) は、アフリカ大陸中央部のコンゴ共和国カメルーンガボンなどの広大な熱帯雨林の湖沼地帯に生息しているのではないかと想像されているUMA(未確認生物)のこと。元々は現地人に古くから語り継がれてきた伝説上の怪物である。言い伝えや目撃談を総合すると、体の大きさはカバゾウの間ぐらい、体長は5~10mで、ヘビのように長い首と尾を持ち、4本脚で、直径30cm以上の丸い足跡には3本の爪跡があるとされる。


注釈

  1. ^ インプフォンドとも。
  2. ^ 低身長の部族の一般的な総称、多数の部族がある。
  3. ^ パウエルは1959年の事件としているが、マッカルはそこまで具体的に年特定していない。
  4. ^ 証人はパウエルとマッカル探検隊の主任ピグミー族荷運びだったイコレ・マリアン (Ikolé Marien、マッカルはマリアン・イコレと呼ぶ)。テレ湖北西のミンガンガ村の出身。
  5. ^ リンガラ語で水中のゾウ」や「ゾウ殺し」の意味だとするのはジェローム・クラーク英語版の著書および隠棲動物学者ローレン・コールマン英語版との共著にあるが[10][11]ロイ・マッカル英語版はそうとはしていない。

出典

  1. ^ a b c Powell (1981), p. 88.
  2. ^ Powell (1981), p. 90.
  3. ^ a b c Mackal (1987), p. 301.
  4. ^ 高野 (2003)プロローグ
  5. ^ a b Regusters (1981), p. 4.
  6. ^ Loxton & Prothero (2013), pp. 265–266, note 11, Powell (1981)に拠るとしている。
  7. ^ エペナ地区の元首S・コランゴ氏(またはコロンガ氏)の証言。Powell (1981), p. 90: "Kolango"; Mackal (1987), p. 73: "Kolonga"。
  8. ^ Hebblethwaite, Cordelia (28 December 2011). The hunt for Mokele-mbembe: Congo's Loch Ness Monster. BBC News. 
  9. ^ Mackal (1987), pp. 58, 290.
  10. ^ Clark, Jerome Clark [in 英語] (1993). "emela ntouka". Encyclopedia of Strange and Unexplained Physical Phenomena. Gale Research Incorporated. p. 81.
  11. ^ Coleman, Loren [in 英語]; Clark, Jerome Clark [in 英語] (2013). "emela ntouka". Cryptozoology A To Z. Simon and Schuster. p. 83.
  12. ^ Mackal (1987), pp. 242–246.
  13. ^ Mackal (1987), pp. 238–241.
  14. ^ Mackal (1987), p. 295.
  15. ^ John Conway,C M Kosemen and Dr Darren Naish BSc MPhil(2013)Cryptozoologicon: Volume I ,Lulu.com, ISBN 978-1291621532
  16. ^ “早大遠征隊コンゴへ:秘境テレ湖で一か月調査”. 東京新聞. (1988年2月18日). オリジナルの2001年5月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20010502161728/http://www.h3.dion.ne.jp/~no-no/newpage2.htm 
  17. ^ a b Takabayashi, Tokuharu (1988). “The First Japanese-Congolese Mokele-Mbembe Expeditions”. Cryptozoology: Interdisciplinary Journal of the International Society of Cryptozoology 7: 66–69. https://books.google.com/books?id=vNjWAAAAMAAJ&q=Jose+Bourges. 
  18. ^ 長野太郎「戦後昭和における冒険旅行を考える―遠心性の誘惑にとらわれた若者たち―」『清泉女子大学人文科学研究所紀要』第39巻、清泉女子大学、2018年3月、112-91頁、doi:10.24743/00001059ISSN 0910-9234 
  19. ^ 高野 (2003), p. 59.
  20. ^ Loxton & Prothero (2013), pp. 284–285.
  21. ^ ダニエル・ロクストン、ドナルド・R・プロセロ、松浦俊輔(訳)『未確認動物UMAを科学する』モケーレ・ムベンベの章
  22. ^ 白亜紀大絶滅を生き延びた可能性について


「モケーレ・ムベンベ」の続きの解説一覧

ングマ・モネネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/04 07:19 UTC 版)

モケーレ・ムベンベ」の記事における「ングマ・モネネ」の解説

ングマ・モネネ (nguma-monene) は、リンガラ語で「巨大な大蛇の意味目撃談があるのはコンゴ共和国リクアラ地方で、コンゴ川支流のひとつマタバ川流域集中している。その呼び名通り1900年代半ばの何件かの目撃談では、全長20 m以上あるヘビのような体をしていると推測されている。そのうちの1件では、複数目撃者による川と生物との大きさの比較から、全長60 m程ではないかとされた。いずれも川を泳いでいるところの目撃例通常のヘビ異なる点は、その大きさだけでなく、背中真中正中線)に沿って全長あるいは一部ノコギリの歯の様なギザギザ隆起があること。

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ングマ・モネネ

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MM9」の記事における「ングマ・モネネ」の解説

第四話怪獣無法地帯」(単行本書き下ろし) に登場

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