ワッパ
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ワッパ(Vガンダム)
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「ワッパ (ガンダムシリーズ)」の記事における「ワッパ(Vガンダム)」の解説
宇宙世紀0153年を描いた『機動戦士Vガンダム』では、ワッパはホバー・バイクだけでなく、地球でエレカ(電気自動車)に代わる移動手段として普及している小型のホバークラフトの代名詞となっている。ただし、軍用以外のスペース・コロニー内での使用は、粉塵対策のため一部レジャー区画や作業区画を除いて禁止されている。 おもに地球の各種民間組織をはじめとして、自然の回復状態を調査する森林監視団などの間ではなくてはならない存在となっている。また、走破性を利用したクロスカントリーや、そのほかのモータースポーツの競技用としての定着も進み、ホビーとしてのさまざまな可能性をユーザーに提供している。各種バッテリーの高性能化が進み、リニア・パルス・モーターを円周部に埋め込んだコアレス・モーターが主流となり、ローターの高速回転や安定性と併せて低騒音化も実現している。また、ハイパワー化の促進により初期のものでは不可能だった軽貨物タイプも登場している。 用途によってローターの数は1-4基とさまざまである。以下、名称は一部を除き『コミックボンボン6月号緊急増刊 機動戦士Vガンダム特集号』による。 ウッソのワッパ (ÜSO'S WAPPA) 『Vガンダム』主人公のウッソ・エヴィンが、カサレリアで使用しているハンドメイドモデル。小型発動機に付いているようなスターターを引いて起動させるが、動力は不明。構造はジオン軍のワッパに近い。 カミオン搭載のワッパ ウッソのワッパと構造はほぼ同じであるが、細部は異なる。 スタンド式ワッパ (STAND UP TYPE) ローターが1基で、そこからスクーターのようなハンドルが伸びており、直立姿勢で操縦する。カサレリアでシャクティ・カリンが使用するほか、最終話でカテジナ・ルースがウーイッグへ帰郷する際にも使用する。 ミニ・ワッパ・トラック (MINI WAPPA TRUCK) ローター3基の小型のワッパ・トラック。第12話でバルセロナの漁師ロブ・オレスケスが使用する機体は着陸脚がスキッドになっているなど細部が異なる。名称は『アニメミニアルバム 機動戦士Vガンダム』による。 レジスタンスのワッパ (RESISTANCE'S WAPPA) ミニ・ワッパ・トラックの荷台に手製の14連装有線ミサイル・ランチャーを装備している。ラゲーンのリガ・ミリティア秘密工場のスタッフが使用する。 ワッパ・ディテクター (WAPPA DITECTER) 軍用で、ローターは3基。標準的なワッパに簡易な改造を施したものとされるが、前後対称になっており、各方向に1つずつコックピットと機関銃があり二人乗り。アメリア・コロニーでザンスカール帝国の首都防衛部隊が使用する。名称は『アニメミニアルバム 機動戦士Vガンダム』による。 ワッパ・トラック (WAPPA TRUCK) 後部に輸送用の荷台を持ち、輸送力を上げるためローターは4基。カミオンに搭載されている。
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