レネギス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:31 UTC 版)
「テイルズ オブ アライズ」の記事における「レネギス」の解説
レナとダナの中間に位置する人工天体。機械の大都市が築かれており、レナ人達の居住地にして領戦王争に於ける基幹拠点。星霊術の強さを重視した、実力主義の序列社会が営まれており、下層身分の者が許可無く上層身分の区画に出入りする事は好ましい事ではない。その規模に反して人口は多いとは言えず、ズーグルと機械で社会機能の大部分を賄っている。基部整備用通路の先に、〈王〉のみが進入を許される〈禁領〉と呼ばれる機密区画があり、各種実験を行う研究棟区画の他、〈招霊の儀〉を行う祭壇の間、部屋全体が〈巫女〉と同じく〈王〉の力の安定化を行う最高機密区画が設けられている。なお、領将を含めた三等権限以下の者が〈禁領〉に立ち入った場合、即時処刑される。 その真の姿と機能は、超巨大な星霊力変換器。属性組成の異なるダナの星霊力をレナ用に変換、中継してレナへ送り出す目的でヘルガイムキルが建造した。星霊力を通す大導管を軸に、機密区画である〈禁領〉と、整備要員(レナ人)居住区画、それを取り巻く防御外殻で構成されており、起動すると外殻部が展開して大導管が開放されるが、その場合は居住区の地形も変化する為、都市や住民に甚大な被害が及んでしまう。 レナ人 レナに属する人類。その人口はダナ人より遥かに少ない。300年前にダナへ侵攻して以来、ダナ人を支配し続けている。全てのレナ人は星霊術を使え、発動の際に瞳が輝く事から、ダナ人からは恐怖と怒りを込めて〈光り眼〉と呼ばれる事もある。使える星霊術の程度は個人によって異なり、領将やその候補など、強力な星霊術使いを多く輩出する家系は名門とされ、逆にフィアリエのように弱い星霊術しか使えない為に下級階層扱いされ、ダナ行きが認められない者もいるが、総じてダナへの優越感は強い。 一般のレナ人は老若男女問わず「チュニカ・レネ」というオーソドックスな白服を着用している。戦闘員は身体能力を高めるパワードアーマーを装着している事から「装甲兵」と呼ばれ、その戦闘力はダナ人を凌駕する。剣、槍、盾、銃などで武装、星霊術でも攻撃してくる。他にも、監察局執行隊〈蛇の目〉のように比較的軽装なレナ兵や、真紅の甲冑を纏った指揮官、青紫の装甲を着用したヴォルラーン親衛隊などが存在するが、装着すればダナ人でも同様の効果を得られる。 ダナ侵攻が始まる遥か以前、星霊術を使えるダナ人(魔法使い)を拉致、ヘルガイムキル達が作り替えてレネギスに住まわせたのが彼らのルーツで、実際には「レナ人」ではなく「レネギス人」とでも呼ぶべき存在。 ズーグル 本作における魔物の総称。鳥獣や虫、植物など既存の生物をレナ人が改良して霊石を埋め込む事で制御、使役している。中には人間を素体に用いたと推測される個体も存在。ダナ侵攻に伴って多くのズーグルがダナに持ち込まれ、現在ではレナの管理下から外れて繁殖、野生化した「はぐれ」がダナ全土に棲息、生態系に食い込んでおり、レナにとっても脅威となっている(作中に登場するズーグルの大半がはぐれ個体)。
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