ランテマリオ星域会戦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ランテマリオ星域会戦の意味・解説 

ランテマリオ星域会戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:18 UTC 版)

銀河英雄伝説の戦役」の記事における「ランテマリオ星域会戦」の解説

宇宙暦799年/帝国暦490年2月8日フェザーン占領して同盟領に侵攻した帝国軍本隊同盟軍本隊戦い帝国軍1月30日にポレヴィト星域集結し双頭の蛇」の陣形編成変えた第1陣ラインハルト第2陣シュタインメッツ第3陣(事実上先陣)=ミッターマイヤー、第4陣=ミュラー、第5陣=ワーレン予備兵力=ファーレンハイト/ビッテンフェルト戦力戦闘用艦艇112700隻、支援艦艇41900隻、将兵1,660万人同盟軍2月4日バーラト星系から進発した。司令官ビュコック総参謀長がチュン・ウー・チェン、副官がスーン・スールズカリッター。参加艦隊はパエッタ中将第1艦隊加えて同盟中から集めた艦艇新設された第14艦隊と第15艦隊新設され二つ艦隊司令官には、第14艦隊にはモートンが、第15艦隊にはカールセンが、それぞれ中将に昇進して任命された。兵力艦艇数32900隻、将兵5206000人。この戦い先立ってビュコック元帥に、チュン・ウー・チェンは大将昇進している。 2月8日13時40分同盟軍帝国軍ミッターマイヤー艦隊側面5.1光秒の距離に位置しその5分後に攻撃開始したOVAでは13時に5.2光秒の距離に位置し攻撃開始タイミング計っていたが、味方一部勝手に砲撃始めてしまうという混成艦隊弱み出てしまったため、そのまま全軍攻撃命令し戦闘状態に突入した)。ビュコック慎重に戦闘進めるつもりだったが、帝国軍示威行動驚いた同盟軍一部動揺し半狂乱になって攻撃行った。この攻撃ミッターマイヤー艦隊亀裂生むという意外な戦果をあげ、そのまま押し込む形で同盟軍前衛部隊前進し帝国軍少なからぬ損害与えた。だが、ほとんどヒステリーに近い状態になって行った攻撃により、同盟軍陣形乱れ統制失われかけていた。またビュコックは、ミッターマイヤー艦隊がすぐに体勢立て直すであろう事を察し同盟軍全軍後退陣形再編命じた同盟軍後退するタイミングで、体勢立て直したミッターマイヤー艦隊反撃転じ、さらに他の帝国軍艦隊が同盟軍左右両翼攻撃開始したため、同盟軍一転して守勢に立たされる同盟軍ビュコック指揮の下、地の利生かして戦線立て直すが、攻勢に出ることは望めなくなる。翌2月9日同盟軍守勢徹してヤン艦隊到着望みをつなぐ作戦転じて恒星風エネルギー流を挟んで反対側に布陣しなおしたミッターマイヤー負けない事に徹したビュコック戦術手こずる事となる(原作小説では具体的な戦術描写は無いが、OVA版においてはチュン献策により、帝国軍前衛部隊艦艇機関部だけを破壊し漂流させて「盾」することで帝国軍主力からの攻撃防いでいる)。だが、消耗戦の末に戦力差は明確となってくる。9日11時、同盟軍にとどめを刺す事を決めたラインハルトは、待機していたビッテンフェルト出撃命じたビッテンフェルト帝国軍同盟軍の間のエネルギー流を強行突破すると、同盟軍集中攻撃に耐えながら反撃して同盟軍主力粉砕勝敗決した。だがその時帝国軍背後からヤン艦隊接近している事が判明したため、帝国軍一時パニック起こした。その隙に同盟軍本隊残存戦力戦線離脱成功したラインハルト体勢立て直すため一時撤収し戦場から2.4光年離れたガンダルヴァ星域の第2惑星ウルヴァシー占領して侵攻拠点とした。ヤンビュコック本隊合流しバーラト星系撤退した。 なお、この時、帝国軍駆逐艦ハーメルンIV乗っ取ったユリアン達が、最後尾フィッシャー艦隊接触し合流果たしている。

※この「ランテマリオ星域会戦」の解説は、「銀河英雄伝説の戦役」の解説の一部です。
「ランテマリオ星域会戦」を含む「銀河英雄伝説の戦役」の記事については、「銀河英雄伝説の戦役」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ランテマリオ星域会戦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ランテマリオ星域会戦」の関連用語

ランテマリオ星域会戦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ランテマリオ星域会戦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの銀河英雄伝説の戦役 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS