ユリウス=クラウディウス朝
ユリウス=クラウディウス朝
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「ローマ皇帝一覧」の記事における「ユリウス=クラウディウス朝」の解説
詳細は「ユリウス=クラウディウス朝」を参照 肖像名称生年と誕生地在位期間即位背景没年と死因 アウグストゥス IMPERATOR CAESAR AVGVSTVS 紀元前63年9月23日ローマ(イタリア本土) 紀元前27年1月16日 – 14年8月19日 プレブス階級(オクタウィウス氏族)出身。ユリウス・カエサルの大甥(姉の孫)という縁で継承者の途絶えたユリウス氏族カエサル家を継ぐ。最初のローマ皇帝として、元首政を確立。 14年8月19日 自然死 ティベリウス TIBERIVS CAESAR AVGVSTVS 紀元前42年11月16日ローマ(イタリア本土) 14年9月18日 – 37年3月16日 クラウディウス氏族出身。アウグストゥスの後妻リウィアの連れ子で、継父の大甥ゲルマニクスの後見人として即位。 37年3月16日 自然死(暗殺説あり) カリグラ GAIVS CAESAR AVGVSTVS GERMANICVS 12年8月31日 - アンティウム(イタリア本土) 37年3月18日– 41年1月24日 クラウディウス氏族出身。ゲルマニクスの息子。 41年1月24日 近衛隊による暗殺 クラウディウス TIBERIVS CLAVDIVS CAESAR AVGVSTVS GERMANICVS 紀元前10年8月1日ルグドゥヌム(属州ガリア・ルグドゥネンシス) 41年1月25日(26日説あり) – 54年10月13日 クラウディウス氏族出身。ゲルマニクスの弟でカリグラの叔父。姪である小アグリッピナ(カリグラの妹)と再婚。 54年10月13日 小アグリッピナによる暗殺 ネロ NERO CLAVDIVS CAESAR AVGVSTVS GERMANICVS 37年12月15日アンティウム(イタリア本土) 54年10月13日 - 68年6月9日 クラウディウス氏族出身、継父の養子となる前はドミティウス氏族に属した。カリグラの妹である小アグリッピナの子で、クラウディウスの養子。 68年6月11日 自害
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ユリウス=クラウディウス朝
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「第14軍団ゲミナ」の記事における「ユリウス=クラウディウス朝」の解説
低地ゲルマニアのモグンティアクムに駐在する。43年、クラウディウスの治世にブリタンニアに侵攻、そして60年、61年、68年のボウディッカの反乱の鎮圧に参加した。
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ユリウス=クラウディウス朝
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「プリンキパトゥス」の記事における「ユリウス=クラウディウス朝」の解説
初代皇帝アウグストゥスから5代にわたって、実質的には血縁者による皇帝の地位の世襲が行われる(ユリウス=クラウディウス朝)。 帝政とはいっても、ローマの主権者は"Senatus Populusque Romanus":SPQR、「元老院とローマの市民」であり続ける。ローマの皇帝は元老院の承認(市民の歓呼)によって統治を託されるという形式をとる。帝政が続くにつれてこれも形骸化していくが、王政アレルギーともいえるローマで帝政を樹立するには、このような曖昧で不明瞭な形を取るしかなかった。終身独裁官という「明瞭な」地位についたカエサルは、それ故に暗殺されてしまったという強烈な教訓をアウグストゥスは決して忘れなかったからである。 皇帝の承認だけでなく、後継者の指名(護民官職権授与)も元老院にかける必要があった。そして皇帝勅令もそのままでは1代限りの暫定処置法でしかなく、恒久法制化には元老院の議決が必要であった。いわば「チェック機能を持つ帝政」である。そしてネロは「国家の敵」と決議され、元老院と市民の承認を取り下げられたことで自殺へと追いやられた。 そして帝政ローマは内乱期を経て、フラウィウス朝、五賢帝時代へと続く。
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