マーシャル需要関数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/28 18:14 UTC 版)
経済学 |
---|
![]() |
理論 |
ミクロ経済学 マクロ経済学 数理経済学 |
実証 |
計量経済学 実験経済学 経済史 |
応用 |
公共 医療 環境 天然資源 農業 開発 国際 都市 空間 地域 地理 労働 教育 人口 人事 産業 法 文化 金融 行動 |
一覧 |
経済学者 学術雑誌 重要書籍 カテゴリ 索引 概要 |
経済 |
![]() |
マーシャル需要関数(マーシャルじゅようかんすう、英: Marshallian demand function)は、ある財について、その価格・所得・他の財の価格の関数として表される需要量であり、標準的な需要関数のより技術的な定式化である。アルフレッド・マーシャルに由来する。マーシャル需要関数は、与えられた所得と価格の下で消費者が効用を最大化するという効用最大化問題の解となる。別名として非補償需要関数があり、これは価格が上昇しても実質所得の減少に対して名目所得の増加で補償されないためである(ヒックス需要関数とは異なる)。したがって、需要量の変化は代替効果と所得効果の組み合わせである。マーシャル需要は部分均衡理論の文脈で用いられるが、一般均衡理論ではワルラス需要(レオン・ワルラスに由来)と呼ばれることもある。
効用最大化問題によれば、
例
以下では2財、1と2を考える。
1. 効用関数がコブ=ダグラス型関数の場合:
-
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。
- Mas-Colell, Andreu; Whinston, Michael & Green, Jerry (1995). Microeconomic Theory. Oxford: Oxford University Press. ISBN 0-19-507340-1
- Nicholson, Walter (1978). Microeconomic Theory (Second ed.). Hinsdale: Dryden Press. pp. 90–93. ISBN 0-03-020831-9
- Silberberg, E. (2008). Hicksian and Marshallian Demands. London: Palgrave Macmillan, London. ISBN 978-1-349-95121-5
- “Consumer Theory” (2004年10月). 2021年4月22日閲覧。
- Wong, Stanley (2006). Foundations of Paul Samuelson's revealed preference theory (Revised ed.). Routledge. ISBN 0-203-34983-0 2021年4月19日閲覧。
- マーシャル需要関数のページへのリンク