ビスコとその仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 17:15 UTC 版)
「ロボットポンコッツ」の記事における「ビスコとその仲間」の解説
ビスコ ユースケの天敵で金持ちの息子。見た目も性格もガキ大将の乱暴な少年で、カプリ村バトロボ協会会長兼前バトロボ大会チャンピオンの肩書を持つ。親は建設会社を経営しており、SR社に1億円を貸している。バトロボ大会でユースケとの試合にて敗れたコジロウを見放すも、その言動に激怒したユースケの暴走で大会が中断。グレイテスト7(以下G7)決定戦出場予選大運動会で再戦し、負傷したタンサンに変装したユースケの反則行為を責めるが、ビスコチームの反則を見抜いていた(先にビスコチームのストーンが大玉転がしでタンサンを攻撃し、負傷させていた)テール王子の采配で行われたG7決定戦にてユースケに敗北。その後、SR社の資金が入った金庫をドロボットに盗ませ、ユースケたちをバード島にある秘密基地の中におびき出す。互いにダメージボックスと同じ働きをする首輪を付けてユースケと再戦するが、自身の鍛練不足からノロイダー流オーバードライブによる体力の消耗に耐え切れずまたも敗れる。 先述の通り当初はロボまるに負けたコジロウをあっさり見捨てたり、大運動会にてストーンに反則をさせてまで勝とうとするなど、横暴かつ卑劣な面が見られた。加えてユースケとは会えば喧嘩の仲だったが、グレイテスト編にてノロイダーの懇願を受けて基地に仕掛けたユースケたちを弱らせるためのトラップの起動を断念したことを皮切りに、ゼロとの決戦後にはゼロキャッスルの崩壊からユースケたちを救出。さらにスペシャリスト編においては、カーメンおじさん一味の起こした騒動により売店で買った食品をユースケ共々台無しにされたため、その子分たちのロボポンを共に撃退したりと次第に良きライバル同士になっていく。エクストーン争奪戦ではエクストーン2・3を守るべくユースケたちと共闘し、デスガイア内の決戦においてはユースケたちの行く手を阻もうとするゾロの相手を引き受けた。スペシャリスト戦でゾロを破ったことでS4となり、エピローグではノロイダーを連れてユースケにバトロボを挑む姿が見られる。素手の喧嘩も強く、ブルータスと組み合いになっても互角だった。実は泳げない。 ゲーム版では物語開始当初におけるG7。 ノロイダー ビスコの所有するブート型ロボポン。沈着冷静かつ正々堂々とした性格(大運動会では反則行為に対してあまり気乗りしておらず、バード島での再戦の際には基地内部に仕掛けたトラップの稼働を止めるようビスコを説得し、受け入れられている)でロボまるの好敵手。最初のロボまるとの戦いで仮面にヒビを入れられる。体に付いた三つの目を光らせることで相手ロボポンのステータスを下げたり最長三分間相手の動きを封じる他、爆発を発生させたり対象を粉砕するといった呪術を用いた戦法と、格闘戦を得意とする。ビスコを「御主人様」、ロボまるを「ロボまるくん」と呼ぶ。 バード島でロボまると再戦する際に自らに呪いをかけて能力を上げるノロイダー流オーバードライブ(使用時には腕が筋肉質になり、カラーリングも逆転する)を、スペシャリスト編の終盤で「ノロイガー」への進化能力を会得する。 実はかつて国王の親衛隊をしていたロボポンであり、元は神の使いを模して造られたと自身の口から語られている。本人は知らないが、ロボまるの誕生に深く関っている。 ゲーム版では「バグエル」の進化形。2では進化形の「ノロイザー」「ノロイガー」が存在しており、漫画版においては前段階を飛ばして最終進化する形となった。 ビスコの子分 ビスコとおそろいのシャツを着た二人組。顔はほとんど一緒だが、一人は髪が横向きに、もう一人は縦向きに生えている。 初登場時にはそれぞれスケドクロとバグエルを操っていたが、ロボまるのパンチで吹っ飛ばされてしまった。 ドロボット 読者公募によるオリジナルの泥棒型ロボポン。唐草模様のふろしきを背負った明らかに泥棒の風貌であり、丸い髭と四本腕が特徴。作中では浮遊移動でSR社に忍び込み、SR社の資金を盗み取った。
※この「ビスコとその仲間」の解説は、「ロボットポンコッツ」の解説の一部です。
「ビスコとその仲間」を含む「ロボットポンコッツ」の記事については、「ロボットポンコッツ」の概要を参照ください。
- ビスコとその仲間のページへのリンク