ビスコッティ共和国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:03 UTC 版)
「DOG DAYS」の記事における「ビスコッティ共和国」の解説
フロニャルド大陸南部にある犬のような雰囲気の、犬耳や犬尻尾を持つ人々が暮らす国。領内には大小多数の浮島が空中に浮かんでおり、王族が住むフィリアンノ城とその城下町も巨大な浮島の上にある。農産物と淡水産物に恵まれ、重要な輸出品となっている特産物としてはお茶や葡萄桃と呼ばれる果実がある。王族が国民の信任投票を経て代表として任命されるという政治形態を敷いている。 ミルヒオーレ・F(フィリアンノ)・ビスコッティ (Millhiore Firianno Biscotti) 声 - 堀江由衣 本編のメインヒロイン。ビスコッティ共和国フィリアンノ領の領主を務める14歳の少女で、共和国の代表領主。世界的な歌姫でもあり、諸国への外交の際は楽団を帯同してツアーを同時に行う。周囲からは『姫様』と呼ばれている。略称はミルヒ 。運動神経に優れるシンクを自ら勇者として選び、フロニャルドへと召喚した人物。おっとりとしているが何事にも真剣に取り組む純粋な人柄で、皆から慕われている。ただし領主としての未熟さに悩んでいる面もあり、シンクに対しても勇者を元の世界に戻す手段がないという周知の事実を知らずに勇者召喚を行うという失敗を犯してしまう。 ビスコッティの宝剣「聖剣エクセリード」の現所有者。主に両手剣の形態で使う。一度で複数の紋章砲を放つことが可能。 シンクとは友好を深めたがっており、互いに感謝し大切に思う間柄となっていき、2人きりで行った夜の茶会をきっかけに、『シンク』と名前で呼ぶようになる。敵対するガレットを率いるレオンミシェリとは姉妹同然に育った幼馴染みで、彼女のことを個人的に案じている。元の世界に戻る間際のシンクからは、彼とミルヒオーレの名前とともに彼が再帰還する旨の約束をフロニャ文字で記した「約束の書」と、アイアンアスレチック準優勝の賞品である懐中時計をもらう。 第2期では、かつての約束どおりシンクを再召喚して再会を果たし、新たに来訪したナナミ・レベッカの両名とも交流を深める。特にレベッカとはシンクに好意を抱く者同士であり、交流を深めるにつれ親密な仲になり、剣技や紋章術の訓練に励む動機にもなっている。
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