ガレット獅子団領国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:03 UTC 版)
「DOG DAYS」の記事における「ガレット獅子団領国」の解説
猫のような雰囲気の、猫耳や猫尻尾を持つ人々が暮らす、海の恵み豊かなフロニャルド南方の国。王族は町を見下ろす岬の突端に位置するヴァンネット城に住む。隣国ビスコッティ共和国は古くからの友好国であり、交遊関係でも主要な面々どうし仲が良いが、シンクが初めてフロニャルドに召喚された頃は、とある理由から敵対関係になっており、その顛末がアニメ第1期の主題となっている。 レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ (Leonmichelli Galette des Rois) 声 - 小清水亜美 ガレット獅子団領国の王。16歳ながら武勇にも優れる『百獣王の騎士』。略称はレオ。一人称は『儂』。本来であれば『陛下』や『姫』と呼ばれるべきだが、そのように呼ばれることを嫌っており、周囲には『閣下』と呼ばせている。ミルヒオーレとは幼馴染みで姉妹同然な間柄で、精神的支柱である彼女を護るためなら、自らが犠牲になることをも厭わない。星詠みでミルヒオーレの死を予見してしまい、それを回避するためにビスコッティに戦興行を立て続けに仕掛け、同時に彼女とも疎遠になるが、グラナ砦での魔物騒動後に和解する。 戦においては愛騎トーマとともに先陣を駆け、両手剣・弓・長柄斧・「魔戦斧グランヴェール」など、もっぱら大型の武器を扱い、「獅子王炎陣大爆破」をはじめとする大規模紋章砲の扱いに長けている。また高い戦闘能力を持っており、その力はエクレールとユキカゼを同時に相手して退けるほど。その強さと美貌から各国からの求婚者が引きも切らず、求婚に際しては1対1で自分を打ち倒すことを条件にしており、ヴァンネット城で「お見合い興業」が大々的に実施されている。 ガウル・ガレット・デ・ロワ (Gaul Galette des Rois) 声 - 柿原徹也 ガレットの第1王子であり、レオンミシェリの弟で13歳。略称はガウ 。自信家で「戦」に楽しみを見出し、悪ぶった台詞回しを好むが、意に反して勝負相手に怪我をさせたり迷惑をかけたりした場合には動揺する一面もある。直属の配下には、ゴドウィン将軍と親衛隊トリオ「ジェノワーズ」がいる。かつてミルヒオーレと親しかったはずの姉の真意を掴みかねており、不仲の理由を知りたがっている。シンクと同じく軽装での戦いを得意とし、通常は両手の爪を使うが、槍を武器に戦うこともある。作中では身体能力を強化する「獅子王爪牙」や、攻撃技「天雷爆砕陣」といった技を使用している。シンクとは戦を機に親しくなる。シンク曰く『あれで女の子に人見知りする』らしく、自国の勇者となったナナミからの行き過ぎたスキンシップをきっぱりと拒絶し、節度ある関係を築こうと提言したり、第3期でもベルデに対して『どんな理由があっても、男が女を泣かせちゃいけない』と諭すなど、男女の関係については非常に生真面目な一面を持つ。 レオンミシェリ曰く、ガレット領主の座は彼のものであり、彼女自身はガウルが大人になるまで一時的に預かっているだけとのこと。
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