パープル・ヘイズのカバーと引用
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「パープル・ヘイズ」の記事における「パープル・ヘイズのカバーと引用」の解説
ジョニージョーンズ・アンド・キングカジュアルスによって1968年にカバーされた。ヘンドリクスはソロ活動を始める以前にキングカジュアルスのメンバーであった。ディオンによるポップバージョンは、1969年カナダのチャートで72位を記録し、1973年のNational Lampoon's Lemmingsのステージにおいてジョン・ベルーシがジョー・コッカーのパロディー "ロンリー・アット・ザ・ボトム"で、1960年代後半を"days of Purple Haze and freon"と表現している。1979年の映画地獄の黙示録では登場人物であるランスが、紫煙のグレネードをボートにセットする時にLSDでトリップしながらパープル・ヘイズを歌っている。コロンビアピクチャーズから1981年に発売されたチーチ&チョン監督の チーチ&チョンの気分は最高では、主人公達が精神病院にいる場面でヘンドリクスのような格好をした黒人患者(マイケル・ウィンスロー)がパープル・ヘイズのパロディーを歌っている。1983年のコメディードラマパープル・ヘイズのオープニングでは同曲のライブバージョンが使われている。1984年のヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、"I Want a New Drug"では曲最終盤にパープル・ヘイズのイントロが使われている。ロサンジェルスのアートロックバンドザ・フィボナッチズは1984年にアヴァンギャルドカバーを発表し、同年サイケデリックミュージックビデオもリリースした。サンフランシスコの弦楽四重奏団クロノス・クァルテットはライブでパープル・ヘイズを頻繁に演奏しており、アルバムクロノス・クァルテット (1986)とDVDIn Accord (2000)に収録されている。 アート・アンサンブル・オブ・シカゴの1987年のアルバムAncient to the Futureでフィーチャーされている。スウェーデンの俳優ドルフ・ラングレン主演の映画マスターズ/超空の覇者においてパープル・ヘイズが演奏されている。The Fibonaccisが1987年のコメディー映画Valet Girlsでカバー演奏している。ウィンガーが1988年アトランティック・レコードからリリースされたアルバムWingerでカバー演奏している。1988年のアクション映画シェイクダウンにフィーチャーされている。オジー・オズボーンは1989年8月12日、13日に行われたMoscow Music Peace Festivalにおいてヘヴィメタルバージョンを演奏した。またこのバージョンは同年リリースされたコンピレーションアルバムStairway to Heaven/Highway to Hellに収録されている。1989年リリースのトラヴェリング・ウィルベリーズの"End of the Line"には"Maybe somewhere down the road a ways / You'll think of me and wonder where I am these days / Maybe somewhere down the road when somebody plays / Purple Haze"という歌詞が含まれている。 フランク・ザッパの1991年のライブアルバムThe Best Band You Never Heard in Your Lifeには1988年に録音されたパロディーバージョンが収録されている。1991年にThe Bobsはアカペラバージョンのパープル・ヘイズを録音している。 タンジェリン・ドリームの1992年、アメリカでのコンサートアルバム220 Volt Liveにカバーが収録されている。 1993年のトリビュートアルバムStone Free: A Tribute to Jimi Hendrixの一曲目にはザ・キュアーの演奏が収録されている。1995年に公開の、映画アポロ13ではジム・ラヴェルの一番上の娘がアポロ13の中継を見る前にパープル・ヘイズを演奏している。 My Wife and Kidsのエピソードの中のMichael Kyleが息子とその友人に彼のギタースキルを披露する場面では、ギターに火をつけて舌で演奏している。ウダイ・サッダーム・フセインの高級車からシングルCDのコピーが発見された。オーストラリアのバンドWolfmotherの"Dimension"の中には"Purple Haze is in the sky"という歌詞が含まれている。2006年5月1日発売のレッド・ホット・チリ・ペッパーズのシングル"ダニー・カリフォルニア"のギターソロでパープル・ヘイズのイントロが使われている。2007年にはブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブがアルバムRhythms del Mundo Classicsでカバーしている。 植松伸夫作曲によるファイナルファンタジーVIIの楽曲片翼の天使はパープル・ヘイズに影響されている。デッド・ケネディーズの元ドラムスのD.H. Peligroはパンクロックバージョンのパープル・ヘイズを録音しグラミー賞にノミネートされた。 シアトルのバンドEclipse Revolutionがライブでパープル・ヘイズをカバー演奏した。 B'zが1990年にリリースしたアルバム「BREAK THROUGH」収録の「SAVE ME!?」には同曲が引用されており、歌詞にも曲名が登場する。リリースに際し松本孝弘はセルフライナーノーツに「Purple Hazeは素晴らしい」とコメントした。1994年に行われたツアー「B'z LIVE-GYM '94 “The 9th Blues -Part2-”」ではより「Purple Haze」に近いアレンジで披露している。また、同じライブの中では松本孝弘がボーカルを取り、「Little Wing」のカバーも披露していた。
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