パソコンの普及とインターネットブームとは? わかりやすく解説

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パソコンの普及とインターネットブーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 08:13 UTC 版)

デスクトップミュージック」の記事における「パソコンの普及とインターネットブーム」の解説

ここまでパソコン中心とした音楽制作には、プロ用途にはMacintoshAmigaATARI(もっとも当時それ以上専用シーケンサー機が広く使われていた)、DTMとしてはPC-98が主に使用されていた。 Windows 95発売以降パソコンがより実用的かつ簡単になり、安価に入手できるようになったのは言うまでもないパソコン普及は、もちろんメーカーにとってはDTM分野顧客増加することを意味するローランドSCシリーズ同梱しパッケージ製品であるミュージ郎ヤマハMUシリーズ同梱しパッケージ製品であるHELLO!MUSIC!による販売競争展開されMS-DOS時代からMIDIコーナー設置していたSofmap以外にも一般的なパソコン量販店でもDTMコーナー設けられるうになる同梱されシーケンスソフトはCakewalk、Singer Song WriterXGworksなどが有名である。 パソコン普及伴ってインターネット急速に広がりオリジナル楽曲既存曲のコピー/アレンジ楽曲MIDIファイルWebサイトコンテンツとして配布することが多くなるGM形式配布されているデータもあったが、より多彩な表現を可能とする上位規格であるGSXG形式採用する制作者少なくなかった。この場合結局聴く側も制作者と同じ規格MIDI音源持っている必要があるローランドSCシリーズSC-55時代から、DTM音源デファクトスタンダード確立しており、スムーズにこの時代販売されていたSC-88SC-88Pro移行進み大ヒットし、DTM音源代表的存在となったSC-88SC-88Proは1台の音源多くパート演奏させるという形態ベストマッチした音色調整など全体的な完成度高く、現在でも愛用者は多い。この頃には、簡単なMIDI音源であれば一般的なパソコンサウンドカード内蔵したり、ソフトウェアでその機能実現することができるようになったため、特にテレビゲーム楽曲再現したデータ制作・公開したり探索鑑賞するコミュニティが賑わった。 後発XGは、音色エディット方法エフェクト細かな指定ができたものの、この時代でもGSに取って代わるまでのヒットはできなかった。しかし、MU80MU100といったローランドSC-88SC-88Pro対抗馬としてリリースされ製品はそれら以上のスペック持ち、現在でも愛用者が多い。ヤマハシーケンサー専用機QYシリーズ小室哲哉プロデュースするワークステーションタイプのシンセサイザーEOSといったDTM普及する以前からのヒット商品や、電子ピアノエレクトーンなどDTM以外の電子楽器XG対応させるモデルチェンジ行っていき、外堀埋めていったことが、XG一定の普及見せた要因考えられるまた、コルグ社は96年にNS5RというGSXG両方音色配列を持つ音源モジュール発表しその後、それにヤマハ純正XG音源ボード搭載したNX5Rという機種出したが、本格的にDTM市場参入するのが遅かったことによるシェア獲得失敗、そしてTRINITYTRITONといったプロシンセサイザーヒットによって早々DTM市場から撤退する

※この「パソコンの普及とインターネットブーム」の解説は、「デスクトップミュージック」の解説の一部です。
「パソコンの普及とインターネットブーム」を含む「デスクトップミュージック」の記事については、「デスクトップミュージック」の概要を参照ください。

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