バーサークフューラーVeS
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「バーサークフューラー」の記事における「バーサークフューラーVeS」の解説
バーサークフューラーVeS所属 チーム・ベガ(スラッシュゼロ) 分類 ティラノサウルス型 全長 22.7m 全高 12.3m 重量 127.0t 最高速度 340.0 km/h 乗員人数 1名 主な搭乗者 ベガ・オブスキュラ(スラッシュゼロ) アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』に登場。完全自律の人工知能「オーガノイドシステム」を搭載した“アルティメットX”と呼称されるゾイドの1体。素体の状態で海底遺跡から引き揚げられ、後にラオン博士の手によって装甲が取り付けられた。バックドラフト団の天才的ゾイド乗りのベガ・オブスキュラが搭乗する。 高性能を有する反面、パイロットは体力の消耗が激しいという欠点を持つ。またライガーゼロと同じく自我を有しており、ベガの操縦を受け付けず勝手に行動する場面もあった。 アニメでは実際のキット構成とは異なり、バスタークローの刃の向きを自在に変える事が可能になっている。また、バスタークローはAZ185mmビームキャノンの他、荷電粒子砲の発射機能が備わっている。口腔内の荷電粒子砲との同時斉射はジャッジサテライトを破砕する程の威力を有するが、その反動により機体とパイロットへの著しい負担を強いる。 この呼称は「ゾイドバトルカードゲーム」に登場した際のもの。アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』作中ではバーサークフューラーと呼称される。他の媒体に登場するバーサークフューラーとの外観的差異はない。 作中の活躍 アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』 第22話にてバックドラフト団の手により海底遺跡から発掘され、続く第23話においてチームブリッツとチームライトニングのバトルに乱入する形で初陣を飾った。装備が未完成の素体状態ながら両チームの機体を悉く蹴散らした。ライガーゼロイエーガーの一撃で手傷を負ったものの、その性能の高さを見せつけた。 その後はバックドラフト団の計画の主力として、4年に一度の祭典ロイヤルカップに参加。単機ながら圧倒的な戦闘力で次々と他の選手達を撃破し、大会を混乱させた。そして大会最終局面で、チームブリッツ及び主人公ビット・クラウドのライガーゼロと対戦。格闘戦を苦手とするゼロパンツァーを接近戦で圧倒、バラッドのシャドーフォックスの奇襲でバスタークローの一方を失うも、ビームキャノンの一撃で大破させた。しかし、タイプゼロにチェンジしたライガーゼロの反撃により劣勢となり、その最中バスタークローを破壊された衝撃でコックピット内のベガが意識を失い、フューラー自身が本能のままに暴走。しかしゼロとの戦いの中、意識を回復したベガが強制脱出装置を作動させた事で機能を停止し、バトルから敗退した。漫画『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』 別冊コロコロコミック版『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではアルタイルの乗機として登場し、「ゾイドバトルを利用し強力なゾイドを減らし、世界を征服する」という目的を達成すべく、ビットのライガーゼロと激しいラストバトルを行う。パンツァーユニットに換装したライガーゼロに肉薄するも、最終的には素体となったライガーゼロの逆襲を受け敗北する。 漫画『ゾイド・ゼロ』 学年誌小学二年生掲載漫画『ゾイドゼロ』ではベガが搭乗し、デススティンガー軍団を率いてライガーゼロと決戦を繰り広げた。
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