ノシメマダラメイガとは? わかりやすく解説

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ノシメマダラメイガ(成虫)

ノシメマダラメイガ Plodia interpunctella (Hübner)

ノシメマダラメイガ(成虫

この害虫属する群
形態
 前翅長は6~8mm前翅は内半が黄白色で、外半には赤褐色灰褐色縞模様がある。後翅灰白色半透明幼虫成熟して8~10mm達し淡黄白色である。体長7mmで、橙黄色褐色であり、長さ12mm程度半透明な繭の中に入っている。卵は乳白色楕円形長径0.4mm前後
生態
 穀粉をはじめ、穀類乾燥果実、菓子類などきわめて多く食品から発生する。また飼料ペットフード時にはドライフラワーなどからも発生する穀粒では胚芽部を好んで摂食するため、玄米白米のようになる自然状態では鳥や蜂の巣から発見されている。
 国内における発生は、北日本で年2回、南日本で4~5回と考えられるが、発生経過極めて規則で、暖房のきいた屋内では、常に卵から成虫までが混在して見られる暖地では、3月下旬より10月下旬まで成虫飛翔見られる野外環境に近いところでは、幼虫休眠し越冬する夏期においては、卵期は数日幼虫期2245日、期は約1週間で、気温低下すると各期間が延長される成虫寿命2週間程度で、その間に何も摂食せずに交尾産卵を行う。成虫は、幼虫の餌やその周辺に、200前後の卵を点々と産む。
 幼虫は、糸を吐いて穀粉などの餌を綴って摂食続けるが、密度大きいとその表面薄絹被せたうになる。また白い穀粉食べてもノシメマダラメイガの糞は赤いので、比較的よく目立つ。そのため加害食品に糸と赤い糞が見られ場合には、本種によるもの推定される。 




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