ドラゴンボール関連
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新人時代とある録音スタジオに居た時、置かれていた『週刊少年ジャンプ』を見つけ、ちょうどその回がトランクスの初登場シーンだったため、当時冗談半分で「このトランクスは俺がやる!!」とマネージャーに話していたことがあった。後に本当に役をもらった時は、大変喜んだという。トランクスの演技について草尾は「たまにセリフ回しと掛け声を父親のベジータ役の堀川さんに似せてみようと思って演じている」と語っている。 アメリカ・ノースカロライナ州で行われた「アニメいずめんと2007」ではゲストとして招かれ、アメリカの孫悟天役の声優とフュージョンの掛け声を一緒に披露した。その際、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」新宿店で一時間半も行列に並んだ草尾の話を切っ掛けに、偶然にも近くにあった一号店の場所を現地のスタッフから教わることとなり、スタッフ、女性声優陣(ゆきのさつき、井上喜久子ら)と合わさって、2台の車に分乗し10人以上で買いに行った。 『ドラゴンボール』シリーズの収録現場は、スタッフを含めキャスト陣の雰囲気が非常になごやかで和気藹々としていたそうである。悟空、悟飯、悟天役の野沢雅子とゴテンクスの場面を録る際は、セリフの息を合わせるのに大変苦労し、「野沢さんが僕に合わせてくれていたのかもしれない」と話し、また当初幼少期のトランクスを演じることに対して不安を抱いていたが、悟空、悟飯、悟天と3役の声を演じる野沢の演技がとても勉強になった」と語っている。 『ドラゴンボール超』では23年ぶりに未来トランクスが登場し、「再び未来のトランクスを演じるなんて、1ミリも思っていなかったので、まさに青天の霹靂でしたね。」と述べている。
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ドラゴンボール関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 10:07 UTC 版)
アニメ化の際、メインキャラクターのキャスティングはほとんどが指名だったため、オーディションで決まったのは野沢とブルマ役の鶴ひろみだけだった。選考は役者の名前シールを外したテープを聞いて行われ、当時、声優に詳しくなかった原作者・鳥山明が野沢の演技を聞いて「悟空だ」と感じたことで決まったという。後日、鳥山は野沢の著書で「あんなに大活躍している方だとは思わなかった」と述べており、他にも「執筆中、悟空が野沢さんの声でしゃべってくる」「悟空の声は、今では野沢さん以外には考えられない」と語っている。 鳥山に選ばれたことを知った野沢は、作品の世界を描いている原作者に認められたことがとても嬉しく、悟空役は「宝物だ」と思ったという。それから25年以上経て、映画『ドラゴンボールZ 神と神』の時に野沢は初めて鳥山本人に確認する。鳥山は「すぐに決めた」と言い、次に「ギャラ高いでしょ」と聞かれる。鳥山は、野沢に決めた後も制作陣から他の声優を何人も薦められていたのだという。「その話は初耳だった」と野沢は語っている。なお、野沢は『Dr.スランプ』の絵を見たときから「可愛い絵を書く漫画家さんだなぁ」と鳥山作品を好きになり、『ドラゴンボール』のオーディションで悟空を見たときは「かわいい、絶対やりたい」と臨んだという。 その時点での役柄になりきるため、事前に原作を読まずにアフレコに挑んでいた。スタジオにいるスタッフや共演者が、原作の先の展開を話そうとすると「野沢さんは読んでいないから」と止めが入っていたという。また、出演者には、野沢に同調する形で、原作を読まずにアフレコに挑むメンバーも多かった。 悟空達の代表的な必殺技かめはめ波を放つシーンの収録では、野沢自身もポーズを取りながらの演技で「スカートだと足が開けなくて気合が入れられないため、いつもパンツスタイルで臨んでいる」とのことである。 フランスでも同作が大ヒットし、現地テレビ局にゲストで招かれ、フランス版の声優と共演する企画があった。その際、コンマ秒単位でセリフを合わせるアフレコ技術を披露した。また、復活の「F」のアメリカプレミアの際、インタビューに答え、着ぐるみの孫悟空と北米版の孫悟空役の声優であるショーン・シュメルと3人でかめはめ波のポーズを披露した。 同シリーズで次回予告の前フリである「オッス、オラ悟空!」というセリフは、野沢のアドリブによるものである。
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