トーマス・ブラウン・ヒューイット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 20:16 UTC 版)
「レザーフェイス」の記事における「トーマス・ブラウン・ヒューイット」の解説
1939年8月に、アルコール依存症の女従業員スローンと不倫していた主任との間にできた子で、テキサスの精肉工場にて生まれたが、母親は生んだ直後に息を引き取る。先天的な奇形で生まれた為に不気味がられ、実の父親によって包装紙に包まれ、ゴミ箱に捨てられた。そこをゴミ漁りをしていたヒューイット家に拾われ、長男として生きていく事になった。 家族構成は自らを含め、元軍人で人肉食者の叔父のホイト(本名はチャーリー)・ヒューイット、後に両足を切断する事になる祖父(モンティ・ヒューイット)、店を経営している母(ルダ・メイ・ヒューイット)、痩せ型と肥満体の姉2人(ヘンリエッタ・ヒューイット/本名不明:ティー・レディ)、家族の凶行に真っ向から反対する弟1人(ジェディダイア・ヒューイット)の計7人。また、ヒューイット家は赤ん坊を拾って(または誘拐して)は、その赤ん坊を一家の一員として育てているので、子供たちが全員実子ではない可能性もある。 6歳の時、自傷性の変性顔面異常症と診断され、更には醜い顔を理由に虐めに遭っていた反動から動物を切り刻むと言う異常性を持つようになり、また、ヒューイット家特有の異常なまでの縄張り意識も持ち始めていく事になる。9歳の頃、虐めで不登校になった事から、自らが生まれた精肉工場で働き始め、そこで出会ったラッキーと友人関係になるが、主任からは彼が父親だと知らないまま虐めを受ける。12歳の時には知的障害があると診断された。 しかし、30歳になった1969年の時に、主任が工場を閉鎖すると言い出し、更には自らを説得したラッキーから自らの出生の真実を聞かされ、逆上したトーマスは主任をハンマーで殴り殺す。その後この殺人の件で逮捕に来た地元の保安官(彼が本物のホイトである)をチャーリーが殺害したことで、殺した保安官の服を用いて、チャーリーは以後ホイト保安官になりすます。そして付近で出会った者を理不尽な理由で拘束しては、自宅に連れ帰ってトーマスに殺させ、家族はその人肉を食卓に並べるという異常行動に出ている。更にトーマスは殺した人間の顔面の皮膚をマスクにしている。 1973年に、叔父・ホイトが被害者の反撃により、被害者の運転するパトカーによって轢死。この時にトーマス自身も被害者の反撃により、肉切り包丁で右腕を切断されている。 更にその後、被害者の通報で自宅へ探索にやって来た警察官二人を殺害し、家族共々行方をくらましている。 この設定はオリジナル脚本に準ずるものであり、本編ではラッキーの存在や一部の設定が異なる。
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