トーマス・ヘイン・カットブッシュ
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「切り裂きジャックと疑われた者たち」の記事における「トーマス・ヘイン・カットブッシュ」の解説
詳細は「トーマス・ヘイン・カットブッシュ(英語版)」を参照 トーマス・ヘイン・カットブッシュ(Thomas Hayne Cutbush、1865年 - 1903年)は、1891年に梅毒に起因する妄想性障害で2人の女性をナイフで襲った医学生。裁判所から精神異常を宣告されてブロードムーア病院への入院措置が取られ、そのまま1903年に亡くなった。1894年、『サン』紙は一連の記事の中で、カットブッシュが切り裂きジャックだと示唆した。ただ、警察がこの主張を真剣に受け止めた痕跡はなく、そもそもマクノートンがドルイット、コスミンスキー、オスログを名指ししたメモを書いたのはカットブッシュが犯人の可能性を否定するためのものであった。1993年に出版されたA.P.ウルフの著書『Jack the Myth』はカットブッシュを有力容疑者とし、マクノートンのメモは、カットブッシュの叔父である同僚の警察官を守るために書かれたものであったと示唆している。近年ではピーター・ホジソンもカットブッシュを有力候補に挙げている。デヴィッド・ブロックもカットブッシュが切り裂きジャックだと強く信じている。
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