デルーデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/12 07:40 UTC 版)
「プリンプリン物語の訪問地とゲストキャラクター」の記事における「デルーデル」の解説
花が咲き乱れる国で、モデルはオランダ。15年前にクイーンが女の赤ちゃんを産んだその日に、夫であるキングが死去してしまった。後述のマブダーシが「王が死んだのは赤ん坊の祟り」と言い、赤ん坊を箱のような船に乗せて川へ流してしまうように指示した。その際、クイーンは召使に命じて赤ん坊の産着のポケットに「月のひとみの花」の種を入れさせた。 モイヤー 声:三ツ矢雄二 プリンプリンが出会ったデルーデル人の少年。移動型の手回しオルガンを演奏しながら町を歩いている。プリンプリン一行をクイーンの居場所へと案内するなど色々協力をしてくれる。またプリンプリンがデルーデルの姫なら彼女ともっといられると、彼女に仄かな恋心も抱いていたようである。ランカー商会が花畑を潰して兵器工場を建設している事への抗議運動を行う。 クイーン 声:新道乃里子 デルーデルの女王。15年前に夫のキングと生まれたばかりのプリンセスを失ってからは、郊外の小さな小屋でひっそりと暮らしている。不時着したマイホーム夫妻に身の上を話したことから、マイホームはクイーンこそがプリンプリンの母ではないかと推理する。貧しかった少女時代はヨーデルの名手で、「アルプスの少女ハイチャ」と呼ばれていた。 マブダーシ 声:緒方賢一 デルーデル一番の実力者だった。プリンセスを川に流すことを命令した張本人。物語の10年前に部下のス~パゲッチの謀反により、権力の座を追われた。 ス~パゲッチ大統領 声:山田俊司 デルーデルの大統領。妻のマカロ~ニ夫人に頭が上がらない。息子のケ~チャップには甘く、オートバイを買い与えたりする。 マカロ~ニ夫人 声:松島みのり 大統領夫人で、デルーデルのポリス長官。気の弱いス~パゲッチを叱咤して実質的に国政を牛耳る。その権力維持のためには手段を選ばない。息子のケ~チャップが王位につくのに邪魔となるクイーンとプリンプリンをさらって、大統領官邸の「開かずの間」に監禁してしまう。 デルーデルの名門グ~ラタン家の出身で次期クイーンの最有力候補だったが、20年ほど前にプリンス(後のキング)がハイチャ(後のクイーン)に一目惚れしてしまったためクイーンに成り損ねる。そのためクイーン、そしてその娘かもしれないプリンプリンを深く憎悪している。 ケ~チャップ(中尾隆聖) 大統領夫妻の息子。かなりずうずうしい性格で、プリンプリンに一方的に一目惚れし結婚しようとする。王位につくために帝王学を学ばされているが、本人は乗り気ではない。ファンキーなロックとダンスが好きで、自室はディスコのようになっている。ジャッポン製の高性能オートバイ「ナナハン」を父親にねだって買ってもらい、初めての運転で強引にプリンプリンを同乗させて暴走するなど子供っぽい面が多かったが、プリンプリンとの出会いにより成長する。 デルメンデルメン教授 声:石丸博也 花の研究の世界的権威である植物学者。世界中の珍しい草花を集め研究している。日々草花に囲まれているせいか、花粉症と思われるくしゃみに悩まされている。 フラワー 声:秋山るな(現・あきやまるな) モイヤーの幼馴染で、デルメンデルメン教授の助手をしている少女。教授のくしゃみを止めるおまじないが得意。オサゲに一目惚れされる。 花屋のおばさん 声:里見京子 フランスとデルーデルの国境の町フィンで花屋を営んでいる。花の国デルーデルに毎週、一級品の花を仕入れに出かけている。パリからTGVでやってきたプリンプリンとカセイジンを車でデルーデルまで送り届ける途中、ある一人の少女の悲しい生涯を彼女らに伝える。 モンキッキ 声:堀絢子 ペリンペリンが連れて来たサーカス一座のサル。区別のためにリボンをつける程モンキーに瓜二つ。ワット博士によると正真正銘のタンガラトントン猿らしいが、トントンによればタンガラトントンに猿は存在しないらしい。
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