ジャン・ポン・ケントッキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/12 07:40 UTC 版)
「プリンプリン物語の訪問地とゲストキャラクター」の記事における「ジャン・ポン・ケントッキー」の解説
大統領が統治する国・ジャンと、書記長が統治する国・ポンの戦争の真っ只中にプリンプリンたちは訪れてしまう。両国の戦争はイラン・イラク戦争をモチーフとしている。ケントッキーはジャンとポンに挟まれ、戦火に苦しむ新興国家で、名前はアメリカのケンタッキー州、体制その他はイランと中華人民共和国をモデルにしている。キング・ドロベロはジャンとポンを滅ぼして大国になろうとするが、ドロベロ失脚後は平和な国を目指す。 キング・ドロベロ 声:柴田秀勝 ケントッキーの王。しかし実は偽者で、本名はジゴロドジゴロリアン。本物のドロベロに瓜二つなため、ケントッキーの秘宝「スター・オブ・トッキー」を狙って、パリで病死したドロベロに成りすました。自らプリンプリンの父と名乗るが、実はランカーの援助を期待してのことだった。しかしランカーから売ってもらった武器は、オールド・ロング・ジョーという、図体ばかりデカくてどうしようもない旧式の大砲だったりする。同じ顔のドロベロ首相とドロベロ司令官がおり互いに自分が本物だと主張していたが、後に結託し、さらには自身の母親も交えてドロベロ4人組の共同統治体制を敷こうとする。語尾に「なのだ」を付けて話す癖がある。デルーデル編にも登場する。 ドロバンバ 声:真理ヨシコ ドロベロ(ジゴロリアン)の母親。欲深い人物で、3人のドロベロと「ドロベロ4人組」を結成してケントッキーの支配を企む。 テリー 声:一城みゆ希 パリに住むジゴロリアンの娘。父親を追ってケントッキーにやってきた。プリンプリンと仲良くなり、彼女に間違われて誘拐されてしまう。父親のジゴロリアンには早く悪いことから足を洗って、病気の母親と3人でパリで暮らすことを望んでいる。言葉遣いが下町風味の明るい少女。「スター・オブ・トッキー」を持ってパリに帰ってしまい、騒動が大きくなる。デルーデル編にも登場。 ウィリー 声:石丸博也 ケントッキーに住む青年。ドロベロたちによる独裁政治に反対し、ケントッキーを民主的な「陽気で楽しい国」にするための運動を展開。エピソード終盤で、この国の王の子は王女でなく王子である事が明らかになり、それが彼だと判明。彼自身とケントッキーの将来を左右する大きな決断をする。 マッシュルーム博士 声:はせさん治 ジャンとポンに誘拐され、人質となったプリンプリンを助けるため、ランカーの繰り出した新兵器、笑いガスの開発者。キノコの専門家で、頭の造形、および笑いガスを詰めた気球もマッシュルームそのものの形をしていた。笑いガスはワライタケの成分を抽出し、気化させたもの。その笑いガスを詰めた気球をジャンとポンの上空で爆発させ、一帯を爆笑の渦に巻き込んだ隙にプリンプリンを助け出すといった作戦を立てたランカーだが、実際に誘拐されたのはプリンプリンではなく彼女に間違えられたテリーで、さらにヘンナキブンを乗せた気球は思わぬ風に吹かれ、パリ上空に飛ばされた後カラスにつつかれ爆発。パリ一帯が爆笑の渦に巻き込まれ、その事故を伝えていたアル中テレビを見た世界中の人にも伝染して、登場人物の誰もが笑いが止まらず、放送にならないということ人形劇を中断したことがある。
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