デルタ宇宙域の諸勢力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 18:55 UTC 版)
「Star Trek Online」の記事における「デルタ宇宙域の諸勢力」の解説
タラクシア人 かつての戦争で母星タラックスをハーコニア人に奪われた放浪種族。長らく小惑星内部の基地を拠点としていたが、コバリ星系に近い無人惑星を「ニュータラックス」と名付けて新たな故郷と定め、入植を開始している。 ボーグ協同体 ボーグ集合体から解放され自我を取り戻した元ドローン達が結成した協同体。ボーグへのレジスタンス活動として、いまだ集合体に囚われているドローン達の解放や、ボーグの被害にあっている種族の保護を目的に活動しているが、一部の種族からは新しいボーグ集合体だと誤解されてしまっている。 ヴォス 全長130kmを超える超巨大要塞艦を擁する非常に強力な勢力である。ソーリア人やゴーン人、カーデシア人などと同様のレプティリアンであり、哺乳類を下等とみなしている。ダイソン球やアイコニアの技術を巡り、アルファ宇宙域同盟軍と紛争状態にある。なお同じレプティリアン系の種族であるトゥレイとは同盟関係にあってトゥレイ母星防衛戦線に参加しており、ここで初めてアルファ宇宙域同盟軍と協力してバードワーと戦った。 バードワー 『スタートレック:ヴォイジャー』シーズン6エピソード7「亜空間制圧戦争(Dragon's Teeth)」でU.S.S.ヴォイジャーのクルーによってコールドスリープから目覚めさせられた種族。技術的に900年も遅れた種族であったが、アイコニア人から最先端技術を与えられ非常に強力な軍事力を持つ。2409年時点で既にクレニム帝国を征服し、コバリとトゥレイの母星を陥落寸前にまで追い込んでいる。配備している軍艦はいずれも強力で、亜空間トンネルを出入りする上に、船体側面に多数の艦砲を備え敵艦の後方に炸裂弾を撃ち込み後部シールドに甚大なダメージを与える機能を持つ特殊な砲艦も有している。なお種族の総意としてアイコニア人に仕えている訳ではなく、一部の支配層が秘密裏にアイコニア人からブルーギルを与えられ同胞を扇動している。 コバリ 他種族の死体に遺伝子ウィルスを注入して蘇生させコバリ人に改造するという方法で繁殖を行う珍しい種族。バードワーの攻撃で領域の全てを失い、アルファ宇宙域同盟軍の力を借りて母星の主要都市をかろうじて守っている状況であるが、バードワーの攻撃にはある正当な理由が存在しこれをコバリが隠蔽していたため、アルファ宇宙域同盟軍との間に軋轢が生じている。 トゥレイ 900年前にバードワーの宿敵だった種族。ヴォスの保護を受けている。バードワーの攻撃で領域の全てを失い、不本意ながらアルファ宇宙域同盟軍の力を借りて母星の主要都市をかろうじて守っている状況である。現在の状況はバードワーを目覚めさせた惑星連邦(キャスリン・ジェインウェイ指揮のU.S.S.ヴォイジャー)の責任だと考えている。 オクタンチ かつてボーグに母星を滅ぼされた放浪種族。ボーグに激しい憎悪を抱き、ボーグを殺すことこそが宇宙平和に繋がる正義の道だと信じている。その信念がもはや狂信的なレベルに達しており、ボーグ集合体への抵抗活動を行っているボーグ協同体までも敵視しウィルス兵器を用いた攻撃を加えている。 ニューラル・パラサイト 『新スタートレック』シーズン1のエピソード25「Conspiracy(恐るべき陰謀)」に登場した、ヒューマノイドの神経系に寄生する知的生命体。母体種はエイリアンを骨格だけにしたような外見で、兵隊種はクワガタに似た形状の頭部を持つ青紫色のダニのような外見をしている。デルタ宇宙域のある種族に寄生して支配を広げている事が分かり、新たな脅威となる。なお『新スタートレック』では伏線が放置されたままでその後のシリーズにも登場しなかったが、『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』関連のノベライズでは「ブルーギル」という種族名でトリル共生体の邪悪な亜種とされており、トリル共生体が宿主の人格と共存するのに対してブルーギルは宿主の人格を完全に乗っ取り支配する。本作ではアイコニア人が配下の種族をコントロールするために用いる生体兵器という設定になっている。
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