テレビアニメーションの時代とは? わかりやすく解説

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テレビアニメーションの時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 14:50 UTC 版)

吉田喜昭」の記事における「テレビアニメーションの時代」の解説

1967年昭和42年4月1日放映開始した連続テレビアニメ映画かみなり坊やピッカリ・ビー』でアニメ界に進出同作終了とともに1968年昭和43年4月6日放映開始した同じくファイトだ!!ピュー太』にも参加毎日放送の子会社放送動画制作の製作物脚本提供した。『忍者部隊月光』の原作者である漫画家吉田竜夫1932年 - 1977年)が竜の子プロダクション現在のタツノコプロ)で製作した連続テレビアニメ映画おらぁグズラだど』の放映1967年10月7日開始同作にも脚本家として参加続いて東京ムービーが製作、1968年3月30日放映開始した同じく巨人の星』にも参加吉田は、生涯通じて、この2社と深く付き合うことになる。東京テレビ動画(のちの日本テレビ動画)が設立され、その第1作として製作され連続テレビアニメ映画夕やけ番長』が1968年10月1日放映開始したが、同作にも脚本参加以降同社作品多く手掛けた同社唯一製作した劇場用映画『ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!』1971年9月24日公開)にも、脚本提供している。 1971年昭和46年9月25日放映開始した『天才バカボン』では、「第1話」(第1回)の作家抜擢第3話第2回)、第6話第3回)と、同作吉田作品スタートを切り、吉田は同番組において合計20話執筆した従来学習雑誌等の仕事もしていたが、1976年昭和51年7月には、アニメーターアニメ演出家出崎統筆名きまくら1943年 - 2011年)が絵を描き吉田文章書くスタイル絵本『ドングドンとことだま大王』を上梓する。以降吉田脚本家仕事傍ら絵本作家として仕事こなしていく。タツノコ作品は、『おらぁグズラだど』に始まり、『ハクション大魔王』、『昆虫物語 みなしごハッチ』、『いなかっぺ大将』、『タイムボカン』と数多く手掛けてきたが、タイムボカンシリーズ第2作である『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』では、1977年昭和52年7月30日放映された第31話『ドビンソン・クロースルだコロン』以外は脚本提供しておらず、同年9月5日吉田竜夫が満45歳死去以降長らくタツノコから離れた1980年代に入ると、1980年昭和55年10月11日放映開始した土田プロダクションの『まんがことわざ事典』、1981年昭和56年9月3日放映開始したナック現在のICHI)の『まんが 水戸黄門』といった東京12チャンネル現在のテレビ東京作品を手がけている。1989年平成元年)には、『昆虫物語 みなしごハッチ』がリメイクされたが、これに1話第20話おじいさん秘密』)だけ参加している。タツノコプロでの仕事は、吉田竜夫没後12年ぶりであった。 『夕やけ番長』、『男どアホウ!甲子園』等の東京テレビ動画作品、『星の子チョビン』等でともにテレビアニメーション脚本書くこと多かった雪室俊一は、吉田を「温厚人当たりもよく、だれからも愛されていた。どんな素材をも器用にこなし、締め切りに遅れることもなかった」と評した雪室によれば長年支えられていた妻を亡くした葬儀の日には、吉田は「弔問訪れた演出家にすがりつき、子どものように号泣し悲しみぶちまけた」という。晩年吉田出身校である東洋大学講師務めていたが、2001年平成13年)に死去した。満63歳没。亡くなったのは、大学講義行った冬の日であったという。

※この「テレビアニメーションの時代」の解説は、「吉田喜昭」の解説の一部です。
「テレビアニメーションの時代」を含む「吉田喜昭」の記事については、「吉田喜昭」の概要を参照ください。

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