タロウが宿す悪霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/08 23:15 UTC 版)
「UNDEAD (漫画)」の記事における「タロウが宿す悪霊」の解説
悪食天使(あくじきてんし) 人をも喰らった “狂気の美食家” 1568年 斬首 店を出たミトの気配に惹かれてやってきた悪霊。顔とは別に胴体に巨大な鼻と口が付いており、腕はフォークのような形をしている。スーツ姿の太った男のような姿になることも可能。タロウを襲うが、店長のクリムゾン・5に一蹴され、タロウに憑依させられた。悪霊の気配を察知すると空腹感を呼び起こし、喰らった物の感想を言う。 ミー太・キャノン ハルを守る大砲になりたかった “化猫大砲” 1975年 惨殺 猫の悪霊で、口から砲門が伸び、胴体が砲台になっている。元はハルという少女に飼われていた猫。父親に虐待されるハルを守りたいと願っており、テレビに映っていた戦車のような力が欲しいと思っていたため、現在の姿になっている。村を出ようとしたところで、ハルを含む村人たちと共に仁右衛門ビレッジに殺され、それ以来ハルの死体を守り続けていた。守りたいという思いを受け止めたジロウに取りつく。 ママ・ボマー 人を爆死させることに快感を得ていた “麗しの爆弾魔” 1997年 爆死 爆弾のパーツとコードを寄せ集めたような姿をしており、人間の女性の姿にもなれる。地面や壁と一体化して爆弾を仕掛けることができる。生前は全国指名手配されていた女爆弾魔で、自分の爆弾で爆死した。悪霊化したため人間の記憶を失い、自分の娘も分からなかった。退治されたくないというミナの気持ちを察したタロウが、自分に取りつかせた。 百面不動 人を守護し世を守護し宇宙を守護しようとした “万世鎮守(ばんせいちんじゅ)” 857年 入滅 土御門家のハンターが代々宿す悪霊。宿した者は「不動使い」と呼ばれる。百個の顔が寄り集まった姿をしており、周りにはいくつもの手首が漂っている。雷を起こす能力があり、雷を纏った頭を飛ばしてくる。使い手の力量によって出せる顔の数が変わり、成長するほど数が増えて行く。不動百一面(ふどうひゃくいちめん) どんなに望みを絶たれても人の希みに窮まり無し “望々無窮(ぼうぼうむきゅう)” ナギト=ノル・ボルにとらわれていた人々が僅かに持っていた希望の感情によって生まれた、百面不動の新たな面。大黒柱を打ち砕いた。 暗陰(アンノウン) 親も知らず情も知らず只々一人ぼっち “忘れられた孤児” 1945年 餓死 山奥の祠の中に鎖で繋がれていた、矮小な最弱の悪霊。誰からも相手にされずに死んだ寂しさの反動で、触れた生き物や悪霊を取り込み一体化する能力がある。店長はこの能力を使うことで、未知の悪霊を作り出そうと考えた。自身に取りつかせたタロウは数多くの悪霊を取り込んだために異形の巨体に変化した。その後、ハンターたちに託された悪霊とともに完全に一体化し、元の人間の姿に戻った。 ク・レギオ 神をも畏れず人々は唯思いを遂げる “小さき思いの結晶” 2010年 誕生 暗陰の能力により、オクの手下の悪霊、ハンターたちに託された悪霊が全て融合して生まれた悪霊。いくつもの顔が浮かんだ嵐のような姿をしている。託されたその思いから強くなり、エル・ダバやトトすら倒した。
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