スポーツ新聞における番組表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:19 UTC 版)
「番組表」の記事における「スポーツ新聞における番組表」の解説
ほとんどのスポーツ新聞では現在ダブル1面になっており、最終面に番組表を掲載できないので、中面に掲載される。その他、スポーツ新聞では一部を除き宅配版ではテレビ番組表と解説記事を掲載しているのに対し、駅売店やコンビニエンスストアなど売店用に販売される新聞(即売版)では風俗記事に差し替えている関係でテレビ番組表のみを小スペースで掲載している(新聞社にもよるが夜間の番組のみを掲載している場合と全日の番組表を小サイズで掲載する場合とに分けられる)。 スポーツ新聞のテレビ欄 また、各都道府県単位で収録する局が異なる一般紙とは違い、スポーツ紙はその地域単位で番組表を掲載するため収録局が多く、放送局によってはハーフサイズまたは小サイズの掲載が多い。特異な例として、日刊スポーツの場合、大阪本社管轄の石川・福井県版(富山県は名古屋本社管轄のため除く)では関西の番組表とまとめて掲載している。 フルサイズ→NHK総合・MBSテレビ・ABCテレビ・カンテレ・読売テレビ・テレビ金沢・HAB・MROテレビ・石川テレビ ハーフサイズ→福井放送・福井テレビ・テレビ大阪・サンテレビジョン・KBS京都・NHK Eテレ 4分の1サイズ→奈良テレビ・テレビ和歌山・びわ湖放送 中日スポーツの福井県と滋賀県・京都府の一部で販売されている版の番組表は、次のように掲載されている。 フルサイズ→NHK総合・NHK Eテレ・福井テレビ・福井放送・MBSテレビ・カンテレ ハーフサイズ→ABCテレビ・読売テレビ・KBS京都・びわ湖放送 この他、西日本スポーツの早版(福岡県以外の九州6県で販売。福岡市内でも一部コンビニで販売)ではNHK総合と出資上の関係からテレビ西日本のみフルサイズで、NHK Eテレとテレビ西日本以外の在福局を含めた九州各県の民放テレビ局はハーフサイズで掲載している。 スポーツニッポンの西部総局版の早版はNHK総合・Eテレだけをフルサイズで掲載し、在福局を含む九州・山口の民放テレビ局はハーフサイズでの掲載になっている。但し遅版(福岡県のみ)では在福民放局もフルサイズで掲載されている。 また、BSデジタル放送に関しても、一部はスターチャンネル1,2,3やWOWOW(プライム、ライブ、シネマ)の差し替えを除いた各局の番組表(NHK BS1、NHK BSプレミアムと民放系各局)を掲載することが一般的であるが、民放系列のものではサンケイスポーツの大阪版ではBSフジ、スポーツニッポンの大阪版ではBS-TBSと、それぞれ新聞親会社系列のBS放送のみしか収録していない場合もある。また、一部のスポーツ紙ではスポーツ専門のCSテレビ局(スカイ・A、GAORAなど)の番組を収録する場合もある。また、放送大学については、常時マルチを行う2018年10月1日以降、片方のチャンネルしか掲載しない新聞がある。 また先述の通り、Gコードは日刊スポーツ(関東のみ)、サンケイスポーツ(東京・大阪)、中日スポーツ、東京中日スポーツ、道新スポーツのみに収録されていたが、それらは2011年7月のアナログ放送終了と同時にGコードの掲載も終了。ほかのスポーツ紙は親会社の一般紙がそれを掲載している間も多くは未収録で終わった。 スポーツ新聞のラジオ欄 ラジオの番組表に関しても、首都圏、近畿、中京地区の版ではほとんど掲載されているが、近年民放ラジオについては主に東名阪の主力中波ラジオと対象地域のFM放送に絞って掲載している傾向である。 日刊スポーツの大阪版の例(2007年4月から2011年3月は最終面掲載)中波局は大阪府にあるABCラジオとMBSラジオの2局だけ(以前はNHK第1、ラジオ大阪、KBS京都、和歌山放送、ラジオ関西も収録していた)。 FMについてもFM大阪のみの掲載となった(以前はNHK大阪FM、FM802、Kiss-FM KOBE、α-STATION、e-radioも収録されていた)。 紙面のほとんどが大阪で制作されている日刊スポーツの名古屋版は、かつてはNHK第1とNHK-FM、CBCラジオ、東海ラジオ、ぎふチャン、SBSラジオ、FM AICHI、ZIP-FMが掲載されていたが、現在はCBCラジオ、東海ラジオ、ぎふチャンの3局のみの掲載となっている。 スポーツニッポンの大阪版も2006年1月までは日刊スポーツと同様な形で掲載されていたが、翌2月以後はさらにラジオ番組表を大幅に縮小し、NHKのラジオ第1、FMとMBSラジオだけしか掲載されておらず、民放FMは掲載されなくなったが、後にNHK-FMが掲載されていた位置にABCラジオが再掲載されるようになり、FMはすべて掲載されなくなったが、2013年10月の紙面刷新でFM802のみ掲載を再開した。またスポーツニッポンの東海版では、かつてはNHK第1、NHK-FM、CBCラジオ、東海ラジオ、ぎふチャン、FM AICHI、ZIP-FM、FM三重を掲載していたが、2007年11月現在はNHK第1とNHK-FMのみの掲載になっている。 また、他の地域では先述したように地域単位で番組表を掲載しており、収録されているテレビ局が多いことを配慮して中波局を省略しFM放送局だけ掲載するもの、或いはラジオ面そのものがないものもある。 スポーツニッポン徳島版の場合だとラジオ番組はNHKFM、FM岡山、FM香川、FM徳島、FM愛媛を取り上げ、中波局は掲載されていない。 日刊スポーツとサンケイスポーツの中・四国版ではラジオ番組欄そのものが省略されている。 スポーツ報知の九州版ではNHKのラジオ第1、KBCラジオ、RKBラジオの中波3局のみ掲載。
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