ステータス面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 09:11 UTC 版)
キャラクタの成長 キャラクターはレベルアップ時に「5のステータスポイント」と「1のスキルポイント」を獲得する。 5種類のクラス(職業)はそれぞれのクラスに固有のスキル(技)を30種類ずつ持っている。 スキルレベルは、スキルポイントを割り振ることでレベル20まで任意に成長させることができ、さらに装備品などでスキルレベルを強化することもできる。スキルにはマウスのボタンに振り分けて使用する「アクティブスキル」、取得するだけでキャラクターに恩恵をもたらす「パッシブスキル」、味方になるNPCを呼び出す「サモニング(召喚)スキル」など様々なものがある。 キャラクターステータスには VITALITY(VIT、体力、生命力)、DEXTERITY(DEX、敏捷力、歩く速度や命中率・防御率)、STRENGTH(STR、筋力、攻撃力)、ENERGY(ENE、エネルギー、魔力)の4種類があり、ステータスポイントを割り振ることで自由に成長させられる。 スキルの成長順序や取捨選択、そしてステータスポイントの割り振りによってキャラクターの特性が変わり、戦闘スタイルに変化が起こる仕組みになっている。 シナジーボーナスについて バージョン1.10よりスキルに SynergyBonus(シナジーボーナス)と呼ばれるシステムが追加された。これはスキルのレベルを上げると別のスキルの効果にも変化を及ぼすシステムである。これが導入される以前は確実に利用する特定のスキルにだけ最大限スキルポイントを注ぎ込む育成方式が一般的だったため、一般的にはにスキルポイントを振ることが無い、いわゆる「死にスキル」が各職業に存在していた。シナジーボーナスの概念により、必ずしも使うとは限らないスキルにボーナス効果目的でスキルポイントを割り当てるケースが発生することとなった。 アイテムの種類 アイテムには、ステータスを回復させるポーション、どんなダンジョンの奥深くからでも街と行き来できるワープゲートを作るタウンポータルの巻物、魔法アイテムの力を覚醒させることができる鑑定の巻物、アイテムを合成する「ホラドリムのキューブ (Horadric Cube)」、その他武具といったオーソドックスな取り揃えである。ポーションの種類としては、体力回復アイテムのヒーリングポーション、魔力を回復するマナポーション、毒を治療する解毒ポーション、凍りついた体を解凍する溶氷ポーション、より長時間走ることができるスタミナポーション、体力と魔力を同時に一瞬で回復する若返りポーション(日本語版表記では回復ポーション)がある。 装備品としては武器、盾、鎧、兜、靴、手袋、ベルトなどがあり、装備画面でそれぞれを該当するスロットにドロップすることでアイテムを装着する。特に武器、盾、鎧、兜は種類によってキャラクターグラフィックが変更される仕組みになっている。 アイテムの所持 大きさの決まった持ち物袋 (Inventory) があり、アイテムの大きさや形によって入れられる量が変わってくるという点は、前作に準拠している。今作ではさらに、街に置いてある自分専用の収納箱 (Stash) があり、ここに取っておきたいアイテムを入れることができる。なお、地面に置いておいたアイテムはしばらく時間が経つか、ゲームを再開するたびに消滅してしまう。収納箱は拡張パックを導入すると容量が二倍になる。 第二章で手に入るイベント用アイテム「ホラドリムのキューブ」は、持ち物袋や収納箱の中での大きさは2×2の4マスだが、開くと中には3×4の12マス分のアイテムを入れておける。
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