スサノヲ十式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 02:10 UTC 版)
「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」の記事における「スサノヲ十式」の解説
POWER - 5、ATTACK - 6、DEFENCE - 6、SPEED - 6 日本共和国が密かに開発していたギガンティック。プラクティカルベースではスサノヲ、統合防衛本部では一〇式改(ヒトマルシキカイ)と呼ばれている。他のギガンティックとは一線を画す存在らしいが詳細は不明。 コクピットは胸部にパイロット席、腹部にトランスレータ席がある上下別室の形をとる。 近接戦闘を基本としているが機体各所のウェポンケーシングを換装することによりギガンティックとしては高い汎用性を誇る。ただしウェポンケーシングには通常兵器しか搭載していないため、ギガンティックを相手にした遠距離戦には向いていない。ウェポンケーシングはパージすることもできる。 主武装は大型剣ムラクモソード。通常は左右の腕の装甲に分割して格納されており使用時に連結させる。手のひらから伸長したナーヴケーブルが全体を包み込むため金色に輝くこの剣は高い威力を持ち、真名曰く「あらゆるものを切り裂く」とされている。ユーノワVIIIとの二度目の決闘時には、両腰のパーツを装着し強化して使うことが可能になった。強化パーツを装着すると幅広の七支刀を思わせる五叉の大剣となる。シミュレータでは腰のパーツがスラスターとして機能したり、ムラクモソードを投擲しナーヴ・ケーブルで回収したりしている。 WWW開戦直後に申請された玄武神三号との決闘で右腕を失うも相手の右腕を奪って接合、修復した。その際は完全に自身の右腕へと変換させていたが、これを元の玄武神三号の腕にさらに変換させることも可能としており、それによって玄武神三号の武器を使用し、決闘にも勝利している。2体目の決闘相手となったユーノワVIIIとの決闘の結果、相手からの申請による休戦という形で引き分けるも多大の損傷を受け、修理にかなりの期間を要した(WWWのルールにより休戦を受諾した側はそれが申請国より解除されない限り第三国から布告されることはないため修復作業に専念することが出来た)。その際、玄武神三号やユーノワVIIIのパーツから得られたデータを元に天野によって開発された共鳴感応システムを搭載し、パイロットとトランスレータの意識を稼働中の他国のギガンティックの元に飛ばして現状やその搭乗者の記憶による過去を解析することが出来るようになった。また、玄武神三号の亀甲盾を使用できるように左腕にも改良を施されており、それによりユーノワVIIIとの二度目の決闘時にアルゴスの百目による攻撃を相手に跳ね返している。ユーノワVIIIとはその決闘でも決着がつかずロシアの申請による再度の休戦に。三度目の決闘時はイシュタル12の力を手に入れたユーノワVIIIに圧倒され、アルゴスの百目の精神攻撃により自らの剣で首を落とすところだったが、搭乗者が精神攻撃を打ち破り形勢逆転、ムラクモソードで相手の機体をコクピットを除いて完全に破壊し勝利した。その際の戦闘時間はWWW最短記録を更新している。なお、ユーノワVIIIとの三度目の決闘時には交戦地域まで亀甲盾を使用して飛行しているが、玄武神三号と違い機体に翼がないため飛行中はかなり不安定な状態だったと思われる。 デザイン - 森木靖泰
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