一〇式オニクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 02:10 UTC 版)
「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」の記事における「一〇式オニクス」の解説
POWER - 5、ATTACK - 6、DEFENCE - 6、SPEED - 6 UNに10番目に登録された本当の日本のギガンティックである。眞人や神名を侵食し、大海指令の兄を死に追いやった元凶でもある。搭載されるOXIIディオニュソスは、OXIIゼウスが日本に眠っているOXIIアレスを滅するために作りだしたアレスに似せたゼウスのコピーであり、本来アレスの適合者たちをかすめ取りアレスごと破壊しようともくろんでいた。 元々はゼウスが作り出したコピーであるため、通常のOXIIに比べ劣っていたが、SNシステム(スクイズドナビゲーションシステム)でスサノヲ十式の全てのデータをオニクスへ移していたことで、スサノヲ十式配下のギガンティックの能力を獲得し、さらにジュピター2を破壊して、その意思と配下にあるギガンティックの能力を獲得したことで、全てのギガンティックの能力を有することになる。スサノヲとは正反対なほどの凶悪な側面を持ち、眞人や神名の精神を完全に侵食して搭乗させ、自分の体の一部として使っている。スサノヲ十式との相違点は、カラーリングが暗いのと、目元を覆うバイザーの有無くらいで、基本武装は変わらない。なお、OXIIが模しているディオニュソスは神話においてゼウスの腿の中から生まれたとされており、また描かれ方によっては若々しい若者の姿を取るなど、劇中との類似点が見られる。 ジュピター2のOXIIを破壊したことで、ジュピター2、ウルカヌス1、ミネルヴァスXIのOXIIの能力と力を手に入れており、また技術を含めずOXIIだけで考えれば誤射で破壊されたグリフィン6とディアーヌ7の力も有する(最終話で幻影として現れた両ギガンティックに「お前達はこのオニクスの中にいるはず」と発言している)。さらにSNシステムによりスサノヲ十式配下にあるギガンティックの能力も使っている。この攻撃では力の発現方法も異なり、ユーノワVIIIやスサノヲ十式がパーツを移植又は具現化しているのに対して、一〇式オニクスでは、サイドアーマとウェポンケーシング、盾、ムラクモソードなど基本装備を利用して発動している。また、ジュピター2のキャプチュードコートを奪って一時装着していたが能力を発動できないのか、攻撃時の爆風で吹き飛んでしまった。 スサノヲ十式とジュピター2の戦闘の最中に乱入。ジュピター2を破壊して、その力を奪い取り、さらにネフティスIXの能力を使ってスサノヲ十式に攻撃を仕掛けた。その後、25話にて眞人を排除し、神名の体を完全にのっとりスサノヲに執拗な攻撃を加える。スサノヲ十式を黒コゲにしたあと、世界を新生させるべく大気圏外へと離脱。スサノヲと激闘を繰り広げ、スサノヲのインパクトブレイカーで首をはねられてもなお霧状の体を生み出し戦おうとするが、最後はスサノヲ最大の武器「クサナギブレード」によって頭像を両断され完全に消滅する。 デザイン - 森木靖泰
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