サイボウとは? わかりやすく解説

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さい‐ぼう【×尖棒/撮棒/材棒】

読み方:さいぼう

《「さきぼう」の音変化ヒイラギなどで作った災難よけの棒。また、武器として用い堅木の棒。→鉄尖棒(かなさいぼう)

「ただ大きなる—ばかり持ちたる」〈著聞集一二


さい‐ぼう〔‐バウ〕【才望】

読み方:さいぼう

才能人望才知のほまれ。


さい‐ほう〔‐ハウ〕【採訪】

読み方:さいほう

[名](スル)《「さいぼう」とも》歴史民俗などの資料集めるため、ある地方社寺などを訪ねること。「飛騨を—する」


さい‐ぼう〔‐バウ〕【細胞】

読み方:さいぼう

《「さいほう」とも》

生物体を構成する形態上・機能上基本単位真核細胞原核細胞がある。真核細胞ではふつう1個のがあり、核膜によって細胞質分けられ細胞質細胞膜おおわれる植物細胞ではその外側にさらに細胞壁をもつ。細胞質中にはミトコンドリア小胞体ゴルジ体などがあり、植物細胞ではさらに葉緑体液胞を含むことが多い。

共産党などが、職場地域などを単位にして設けた党員末端組織旧称

細胞の画像
「細胞」に似た言葉

撮棒

読み方:サイボウ(saibou)

堅い木でつくられた棒で戦闘用のもの。


蔡瑁Cai Mao

サイボウ
サイバウ

(?~?)
長水校尉漢陽亭侯

字は徳珪襄陽の人。蔡諷の子襄陽記》。

蔡氏の邸宅は蔡洲のほとりにあり、家屋造りは非常に立派で、四方垣根はみな青石でもって角を作っていた。婢妾数百人もおり、田地別に四・五十ヶ所もあった。蔡氏一門がもっと勢力があったのは後漢末期、蔡諷時代で、彼の姉は大尉張温嫁ぎ長女黄承彦の妻となり、末女劉表後妻となった。蔡瑁は末女の弟である。蔡瑁は豪壮な性格自尊心強かったという《襄陽記》。

劉表荊州刺史となったとき、長沙太守蘇代華容県長貝羽らはおのおの軍勢擁して彼を受け入れようとしなかった。そこで劉表宜城まで行き、蔡瑁と蒯越蒯良招いて協力求めた。その計略によって荊州平定することができた《劉表伝》。蔡瑁は劉表のもとで江夏南郡章陵太守、鎮南将軍軍師歴任した襄陽記》。

蔡瑁の姉が劉表とのあいだに子劉琮儲けると、蔡瑁は外甥張允とともに劉表可愛がられ劉琮とも親密になった後漢書劉表伝》。劉琮跡目を継がせようと画策して、姉の蔡氏は内側にいてその美貌称賛し、蔡瑁・張允外側にいて人徳感歎してみせた《襄陽記》。劉表の病が危篤となると劉琮異母兄劉琦任地から帰ってきたが、蔡瑁は父子情愛によって劉琦跡目相続するのではないか恐れ張允とともに彼を戸外追い返した劉表伝》。

劉表没後荊州引き継いだ劉琮は、荊州侵出してきた曹操帰服した《劉表伝》。蔡瑁は若いころ曹操親交結んだことがあったので、曹操彼の邸宅訪れて寝室入り、彼とその妻子向かって徳珪よ、覚えているかい?むかし一緒に梁孟星会い行ったのに孟星が会おうとしなかったことを。今ここに来ているそうだが、何の面目あって卿に顔を合わせられるんだろうね」と語った襄陽記》。

曹操従事中郎、司馬経て長水校尉まで官位昇り漢陽亭侯に封ぜられた《襄陽記》。曹操旧知として待遇したが、当時の人々は彼を軽蔑した。彼が劉琮助けて劉琦貶めたのが咎められのである襄陽記》。蔡瑁の邸宅の南に彼の塚があるが、塚の前には石を刻んで大鹿かたどったものがある。頭部は非常に大きく、高さは九尺にもなり、造りきわめて精巧である《襄陽記》。

一説蒯越とともに劉備の命を狙ったというが疑わしい先主伝》。

参照蒯越 / 蒯良 / 黄承彦 / 蔡諷 / 蔡氏(劉表妻) / 蘇代 / 曹操 / 張允 / 張温 / 貝羽 / 劉琦 / 劉琮 / 劉表 / 梁鵠梁孟星) / 華容県 / 漢陽亭 / 宜城県 / 荊州 / 江夏郡 / 蔡洲 / 襄陽県 / 章陵郡 / 長沙郡 / 南郡 / 軍師 / 県長 / 刺史 / 司馬 / 従事中郎 / 大尉 / 太守 / 長水校尉 / 鎮南将軍 / 亭侯



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