ギリシア十二神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 10:16 UTC 版)
ゼウス ギリシア神話の主神ゼウスの名を冠するボクサーで、ギリシア十二神の頂点に立つ主神。先代ゼウスやほかのボクサーとは異なり、素手ではなくカイザーナックルまがいの凶器「ゴッドクロウ」を手にして威を振るっている。既に満身創痍であったスコルピオンとヘルガを倒し、麟童に深手を負わせた。しかし駆けつけた竜童のカイザーナックルによってゴッドクロウを砕かれ、手にしたカイザーナックルの片割れで反撃するも使いこなすことが出来ずに素手で麟童と戦うが、チンピラと蔑まれた末にギャラクティカマグナムで一蹴された。またフィニッシュブローも披露しておらず、最終的に十二神の頂点から失脚し、雑兵まで降格された。 ポセイドン ギリシア神話の神ポセイドンの名を冠するボクサー。フィニッシュブローは先代と同様サイクロンメイルストローム。竜童と戦うもフィニッシュブローの撃ち合いで敗れる。 ハーデス ギリシア神話の神ハーデスの名を冠するボクサー。先代ハーデスと同様アナザーワールド(制極界)を使うも、同じ制極界で対抗したスコルピオンに敗れる。 ヘルメス ギリシア神話の神ヘルメスの名を冠するボクサー。先代に同名のボクサーが登場していない唯一の十二神である(先代では代わりにメデゥーサが十二神だった)。「夢を司る者」「夢の神ヘルメス」と名乗る。スコルピオンと対峙し、幻覚を見せる不可思議な技(カドゥーシャスハルシネイション)を彼に仕掛ける。しかし幻覚の中で父と和解したスコルピオンに技を破られ、パンチ1発を受けただけで敗北する。 ビーナス ローマ神話の女神ビーナス(ギリシア神話の女神アプロディーテー)の名を冠するボクサー。長い髪と長い睫毛で美女のような容姿をしており、スコルピオンから「絶世の美形」「聞きしにまさる美しさ」と絶賛された。フィニッシュブローは先代と同様ライトニングプラズマ。ヘルガによれば、「落雷のようなオゾン」「拳圧によって作りだしたマイナスイオン」であるとされ、スコルピオンいわくその威力は先代をはるかに凌駕しているらしい。しかし、捨て身で相打ちを狙ったヘルガによってライトニングプラズマの威力の炸裂に巻き込まれて倒される。 ナルシサス ギリシア神話のナルシサスの名を冠するボクサー。フィニッシュブローは先代と同様スペクトルエコー。来日して麟童が弾くのに苦労していたピアノをやすやすと弾きこなして見せた後、彼と対戦する。人間の瞬間視角の狭さを利用し、素早く死角に滑り込み続けることで対戦相手の視界から完全に姿を消す「超ディフェンス」という技術の持ち主で麟童を翻弄したが、海面に姿が写っていたことが仇となり、反撃されて敗れた。 ペガサス ギリシア神話のペガサスの名を冠するボクサー。フィニッシュブローは先代とは異なりブローイングシャワーだけしか披露していない。麟童を倒す目的で来日するが、行動を事前に察知した伊織に阻まれ彼と対戦し、雷光流転拳を受けて相打ちになる。 アルテミス ギリシア神話のアルテミスの名を冠するボクサー。フィニッシュブローは先代と同様ムーンライトヘブンで、自らを「ミスタームーンライト」と呼称する。フランスに姿を現し麟童に協力しないように警告するが、麟童を助けるために立ち上がったラファエルと対戦する。ラファエルの心の闇を突く心理作戦を展開して有利な戦いに持ち込むが、カトリーヌの助言を受けたラファエルのデビルプロポーズを受け、逆転負けを喫した。 オリオン ギリシア神話のオリオンの名を冠するボクサー。フィニッシュブローは先代と同様トルネイドアロー。イタリアに姿を現し麟童に協力しないように警告するが、麟童を助けるために立ち上がったネロと対戦する。ネロ以外のシシリアン・ダンディを1人で全滅させたが、ネロの前では全ての攻撃が見切られ手も足も出ず、コーザノストラを受けそのまま敗北。しかし敗北の際にトルネイドアローのうちわずか1発だがカウンターでヒットさせ、ネロにも負傷を与えた。 プロメテウス ギリシア神話のプロメテウスの名を冠するボクサー。フィニッシュブローは先代と同様グランドクロス。スコルピオンを訪問する目的でドイツに姿を現し、ドイツJr.のボクサーたちを叩きのめした後やってきたヘルガと対峙する。しかし先に己が倒した三巨頭によって自身も既に致命的なダメージを負っていたのに気づいておらず、ヘルガとの戦いを始める前に倒れ、目的は果たせなかった。 クレウサ ギリシア神話のクレウサの名を冠するボクサー。前作のギリシア十二神・クレウサの息子。フィニッシュブローは先代と同様グリークインフェルノ。世界Jr.大会終了後の十二神の行動に不穏な気配を感じた嵐によって搭乗していたヘリコプターを撃ち落されたことから彼と対戦、先代と同様のパターンで影道鳳閣拳を受けた後、ゼウスの下に戻ったところで力尽きた。 カサンドラ ギリシア十二神の1人。課された役目がはかどっていないことを叱責された際しどろもどろに言い訳がましいことを口にしてゼウスの怒りを買い、ゴッドクロウで殴り倒されたうえに雑兵への降格を言い渡される。まったく戦うことはなく、フィニッシュブローも先代と同様披露していない。
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