ガブリエルの陣営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 16:09 UTC 版)
バルログ 黄金の民の生き残りであり、「七道士」の一員にして凄まじい槍の使い手。強者と戦う事をなによりの悦びとしており、ミカエル達の前に幾度と無く立ちふさがる。 敵の心を読む千里眼を額に持ち、特殊な手術で半身を斬られても辛うじて生き残る肉体を持つ。それらの力でミカエル達を圧倒し、最後の戦いにおいてサルトルの左腕を奪うものの、直後に首を刎ねられて死亡。その最期は満足げに笑って逝った。 エイラ 地獄の大公のふたつ名を持つ悪魔。黄金の民の生き残りであり、比類無き死霊使いでもある。 本編開始の30年前、サルトルとケセフの二人によって倒されたものの、ガブリエルが転生の秘術を施した事によって蘇った。 自我を失い、巨大な魔力貯蔵庫に成り果てたルシファーを目覚めさせる為に蘇り、グラシアに倒されながらもその使命を果す。 マラクス サミジナの弟であり、ガブリエルの出産に立ち会った医者。 元々は病気で娘を失い、その病気の特効薬を作るために各地を放浪していたのだが、その途中でマリアという少女に出会い、共に旅をすることになる。 自分の子供に恐怖しながら死んだマリアに戸惑いながらも、マリアの子を救うために帝王切開をしガブリエルを取り上げる。しかし、そのあまりにもおぞましい姿を見たマラクスはその場から逃げ出し、以降その恐怖から逃れるかのように非合法な人体実験や人体改造に手を染めることになる。 その後、ガブリエルと再会し、ガブリエルの下でエイラ達悪魔の新しい体の製造や生物兵器の開発に携わった。マギーとの出会いから、嘗て自分が作ろうとしていた薬を仕上げた後、教会に逮捕されて処刑されている。 ルシファー 黄金の民の首魁。滅びの予言である「黙示録」に対抗するために聖天使を創った張本人。 ミカエルのクローン元のため外見はミカエルとほぼ同一。 数千人の人々を生贄にし、聖天使を創造するものの最後の儀式に失敗し(明確に描かれてはいないが、内容から察するにガブリエルが関わっているものと思われる)ガルムやサルトル達に追い詰められることとなった。 ルシファーは、最後の手段として自分自身に聖天使と同じ量の魔力を貯蔵する処置を施すが、その儀式にも失敗。自我が壊され、巨大な体を持つ異形の存在に成り果ててしまう。 13年間ブルードコーストにてガルムの手で封じられてきたが、ガブリエル達の手によって空中要塞の中枢に組み込まれ巨大な魔力の貯蔵庫として利用される事となる。 しかし、ルシファーはガブリエルこそが『黙示録』なのでは無いかと既に予測しており、自我が壊れる前にガブリエルを止める術を遺していた。 カロン ルシファーを含む「七道士」の一人として名をはせた魔道器具創造・復元の達人。上古のアイテムの復元技術に長け、ガブリエル側が所有していた武器や魔具の殆どは彼が復元させたものであるらしく、最終決戦の舞台である天空要塞「天使の輪」もまた彼の手によるものである。 外見からして、彼もまたエイラによって黄泉返った一人であるようだ。 決戦後は教会に捕らえられて、400年間幽閉されていた事になっており、『イノセントブレード・アンヴェイル』にもキーパーソンとして登場した。 ベヒモス 「七道士」の一人で妖槌将軍という二つ名を持つ。バルログ、サウロンの剣の師でもあった。13年前にグラシアに暗殺されるも、エイラの手によって蘇えった。グラシアとの再戦を望んでいたが、「天使の輪」の運転を守るためカロンの護衛としてラハブの弟子達と対峙する。ガブリエルの死後崩れる要塞の瓦礫の中に埋もれ死亡。 ネツァー かつては巨人族に従っていたドラゴン「十宝主」の一角。ガブリエルに招かれ、イェソドを討つようにと用意された。彼女を追い込むものの一瞬の隙を突かれ相討ちとなる。
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