エンジュランス号の乗組員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 08:00 UTC 版)
「トゥームレイダー (2013年のゲーム)」の記事における「エンジュランス号の乗組員」の解説
ララ・クロフト モーションアクター及び英語版声優:カミラ・ルディントン / 日本語版声優:甲斐田裕子 本作の主人公。大学を卒業したての21歳の女性考古学者。長い髪を縛ってポニーテールにしている。本作が初めての冒険であり、最初は脆い女性だが、極限のサバイバルの中で徐々に才能の片鱗を開花させていき、トゥームレイダーとして成長していく。 本作ではイメージイラストにあるように、ロングボウを主な武器として使う。冒険の道中で、ピッケル、ハンドガン、アサルトライフル、ショットガンといった装備を扱うようになる。 ストーリー序盤で、シカを弓で射って殺した場面ではシカに謝ったり、敵グループに囚われて脱出時に敵ともみ合いになった際には、初めて敵を射殺してしまい激しく動揺するシーンがあったが、そうしたショックを乗り越えていく強さを持っている。 コンラッド・ロス 声:田中秀幸 エンジュランス号の船長で、調査チームのリーダー。ララの父とは古くからの友人で、不在がちであった父に代わってララにトレッキングや登山を教えた「サバイバル技術の師匠」でもあり、もう一人の父親的な存在。 一人で島を探索している所に狼の群れに襲われ、足を負傷してしまう。そのためサムを救出するために遺跡に侵入しようとするララを、スナイパーライフルで援護している。その後、救助のヘリが墜落して心肺停止になったララを人工呼吸した後、敵からの攻撃を庇って死亡する。 ジョスリン・レイエス 声:沢海陽子 エンジュランス号の船舶整備士の黒人女性。気が強いが、アリーシャという一児の母で、子供のことを気にかけている。作中にて、アリーシャは「ロスの娘」との告白がされており、ロスとは過去に男女の関係があったことが伺える。娘のことを知らないロスが、ララを贔屓にしていることに嫉妬しており、ララに突っかかる言動をすることが多い。 アンガス・グリマルディ 声:龍田直樹 エンジュランス号の操舵手の老人で通称グリム。頭突きが得意という海の男。敵に人質にされてしまい、降伏しそうになったララを庇って、敵もろとも崖から飛び降りて死亡した。 ジョナ・マイアヴァ 声:金光祥浩 エンジュランス号のシェフで、気の優しい太った男性。船の修理を行った以外に、本作では目立った活躍をしていないが、次作『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』、および三作目の完結作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』でも相棒として登場している。 サマンサ・ニシムラ 声:今井麻美 ララの大学時代からの親友で通称サム。「卑弥呼の子孫」を自称する日系人の少女。ビデオカメラで調査旅行の様子を撮影していた。作中にて、代々受け継がれてきた卑弥呼の魂が次に収まる「器」と目されたことからマサイアスにつけ狙われる。最後には拘束され、マサイアスによって卑弥呼の魂継承の儀式をされるが、ララがマサイアスを倒し卑弥呼の魂も破壊したことで助かった。 なお、本作での冒険以降、親友であったララとは付き合いがなくなってしまった模様。 アレックス・ワイス 声:遠藤大智 眼鏡をかけた若い男性。船舶技術者でコンピュータサイエンティスト。ララに密かな好意を抱いているが、ララにはあまり相手にされていない。座礁した船にパーツを取りにいったが、身動きできない状況になってしまい、敵と共に爆発にあって死亡する。 ジェイムズ・ホイットマン 声:島田敏 考古学者で人類学者でもある男性。眼鏡をかけ、口ひげを蓄えている。今回の調査旅行に、私財をなげうって出資したスポンサーの一人でもあり、離婚訴訟中の妻とのこともあり一発逆転に賭けている。利己的な性格で、周囲の評判はあまりよくないが、マスコミへのアピール手法だけは一流。マサイアスに唆され、女王の「嵐の防人」に交渉しようとして、惨殺されて死亡する。
※この「エンジュランス号の乗組員」の解説は、「トゥームレイダー (2013年のゲーム)」の解説の一部です。
「エンジュランス号の乗組員」を含む「トゥームレイダー (2013年のゲーム)」の記事については、「トゥームレイダー (2013年のゲーム)」の概要を参照ください。
- エンジュランス号の乗組員のページへのリンク