エンジュール文明とガーライル軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 09:14 UTC 版)
「グランディア」の記事における「エンジュール文明とガーライル軍」の解説
エンジュール文明 超古代の魔法文明。精霊との契約によって成立した、超高度な文明だが、ガイアの暴走によって滅びた。現在は遺跡があちこちに点在するのみだが、遺跡の魔法機械は十分な魔力さえあれば使えるものが多い。ガーライル軍はこの技術を戦艦グランドールの動力として使っている。 精霊石 人間と精霊との契約の証である石。欲や悪意を持つ者が持つと、ガイアという化け物になってしまう。過去に人間が精霊との関わりを拒んだために7つに砕けてしまったとされる、1つはジャスティンが父親の形見として持っていた。 ルクの村にも「ご神体」として精霊石の欠片と思われるものが存在したが、ルク襲撃前のリーンとミューレンの会話で、その時点で6つの精霊石をガーライル軍が所持していることがわかる。そのため少なくとも7つに砕けた精霊石の一つではないと考えられる。 光翼人 文明の崩壊時に現れる、翼を持つ人物。精霊の力を借りてすさまじい魔法を使うことができる。エンジュールの遺跡には、基本的に翼を持つ人物があちこちに描かれている。ジャスティンは当初、リエーテが光翼人だと思い込んでいた。 実際には人間が精霊の力を借りられなくなったときに現れる。双子の女性で、劇中ではリーンとフィーナが該当する。翼は光翼人魔法を使うときに出現する。オーラのようなものであり、これで空を飛ぶことはできない。 光翼人が生まれる時はガイアの出現を伴っていることが多く、先代の光翼人はガイアの暴走を止めるために命を落としている。世界の果てと呼ばれる壁を作ったのも先代の光翼人であり、ガイアのもたらした破壊の影響が遠くの地へ及ばないようにするためであった。 ジュール財団とガーライル軍 ジュール財団はパームの街の発展に貢献した謎の財団。ガーライル軍はジュール財団の私設軍団で、国防軍というわけではない。元々は、エンジュール文明の高度な技術を現在に蘇らせる目的で設立された財団であり、主な活動として遺跡の調査などを行っていた。バール将軍がガイアに半身を乗っ取られてからは、バールに私物化される形で財団の方針を外れ、部下には機密事項として何の説明もないままガイアを復活させる活動を行う。 世間的にはニューパーム大陸(西エレンシア大陸)の東側にある巨大壁「世界の果て」が終焉の地と認識されているが、ガーライル軍はその先の東エレンシア大陸でも多数の軍施設を建造・所有するなど、かなり以前から壁の向こう側について知っていた。
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