ウォルター・レッグとは? わかりやすく解説

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ウォルター・レッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/31 23:32 UTC 版)

ウォルター・レッグWalter Legge, 1906年6月1日 - 1979年3月22日)は、イギリスロンドン生まれのレコーディング・プロデューサー。


  1. ^ ただし、1960年まではカラヤンをDGに譲ったバーターとして、カラヤンのEMIにおけるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との録音も1960年まで行われ(こちらは英コロムビアが担当)、その間はフィルハーモニア管弦楽団との録音も継続したほか、ルドルフ・ケンペオットー・クレンペラーの指揮によるベルリン・フィルハーモニーとの録音も行われた。
  2. ^ その後ベルリン・フィルハーモニーのEMIへの録音は、団員の希望で実現したジョン・バルビローリの指揮によるものや、カラヤンの指揮によりスヴャトスラフ・リヒテルダヴィッド・オイストラフムスティスラフ・ロストロポーヴィチをソリストに起用して行われた『三重協奏曲』など、単発でDGからのレンタルで行われるのみだったが、1970年からカラヤンの指揮を中心に本格的に再開されている(こちらは¥ドイツ・エレクトローラが担当)。


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ウォルター・レッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 06:14 UTC 版)

エリーザベト・シュヴァルツコップ」の記事における「ウォルター・レッグ」の解説

1946年3月ヘルベルト・フォン・カラヤンは「音源探し」でウィーンにいた当時英国EMI(„His Masters Voice“, HMV)のプロデューサーフィルハーモニア管弦楽団創設者でもあるウォルター・レッグを若きシュヴァルツコップ紹介したレッグロッシーニセビリアの理髪師ロジーナを歌うシュヴァルツコップ聴き即座にレコード録音契約申し出た。しかし、当時から完全主義者だった彼女がきちんとオーディションをするよう自ら望むと、レッグ厳しオーディション行ったヘルベルト・フォン・カラヤングランドピアノ弾きオーディション共同加わったヴォルフの「誰がお前を呼んだのか」(Wer rief dich denn?:イタリア歌曲集』中の1曲)を繰り返し様々な表情歌わせるというもので、これを1時間以上も続けたという。カラヤンはあまりの執拗さに、レッグ対しあなたは余りにもサディスティックだ」と言い置いて立ち去った。しかし、シュヴァルツコップレッグ要求上の才能見せ2人その夜EMIへの専属録音契約交わしたそれ以来レッグは彼女のマネージャー音楽上のパートナー務め仕事上の協力関係個人的な関係にも発展し1953年10月19日イギリスサリー州エプソム2人結婚したレッグとの共同作業によって、彼女は、クール「銀」滑らかさ超越的な美し声質微妙なニュアンス、そして同時代偉大な歌手たちとは常に少し距離を置いた演奏という、紛れもない独自の歌唱スタイル形成していった。彼女のレパートリーは常に19世紀後期ロマン派ドイツ歌曲伝統忠実であったレッグ助言により、シュヴァルツコップその後舞台レパートリー一部主役のみに絞っていった。『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、モーツァルトフィガロの結婚伯爵夫人、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、リヒャルト・シュトラウスカプリッチョ伯爵令嬢マドレーヌ、『ばらの騎士』マルシャリン。ときにはヴェルディファルスタッフ』アリーチェ・フォードも歌い好評博した。ただし、EMIレーベルでは、フランツ・レハールメリー・ウィドウ』やヨハンシュトラウス2世ジプシー男爵』など、いくつかの「シャンパンオペレッタ」の録音行っている。 1958年BBCの『デザート・アイランド・ディスク』で8つお気に入りレコードを選ぶように招かれシュヴァルツコップは、自分録音のうち7つと、8番目にカラヤン指揮したばらの騎士』の前奏曲選び一緒に仕事をした人たちとの思い出呼び起こした

※この「ウォルター・レッグ」の解説は、「エリーザベト・シュヴァルツコップ」の解説の一部です。
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