イワノヴ大公家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:32 UTC 版)
「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の記事における「イワノヴ大公家」の解説
真祖の血脈に連なる支族の一つ。ロシアに領土を構える。軍勢を率いてバンドに侵攻するが、イワノヴ自身は戦死。生き残りはベイオウルブズによる掃討戦にさらされるが、№2であるナボコフ将軍が偽ミナの情報を提供したことで降伏に近い形で和睦した。 イワノヴ 声 - 隈本吉成 三支族の一人。ローゼンマンや李と違い、言葉使いが粗野。十字架を身に着けている。また、外見的にはもっとも年上で老人に近い。クレムリンという名の巨大な船舶を所有している。 一時期は伝説の怪僧ラスプーチンを名乗り、帝政ロシア、社会主義下のソヴィエトに裏面より影響を与え続けた。 デスゲーム終了後は一旦撤退するも、ミナの顕身に関する情報を掴み巨大船クレムリンをもってバンドへ武力侵攻を仕掛けるが敗北。それでも既に内部に潜入していたクネクネ女の兄弟と融合を果たし、ミナを襲うもそれは偽ミナであった。復讐は果たせずに絶命したが、その際に偽ミナの正体とローゼンマンの計画を見切ったようであった。 顕身すると羊頭の悪魔バフォメットを模したとおぼしき巨大な怪物となる。 「クネクネ女」/「変身女」 声 - 山口理恵 アキラを殺すためにイワノヴが放った刺客。「クネクネ女」というのはアキラが仮に呼んだ名前であり、作中で正確な名前は明らかになっていない。 顕身を操る事により自らの体を自在に変形させる能力を持ち、腕を牙の生えた触手や刃物、棘状に変形させ武器として扱う他、他者の声や顔を真似ることも出来る。女性の姿をしていることが多いが、男性の姿に変化することもあり、本来の性別が「女」であるかは不明。が、後に同じような能力を持つヴァンパイアの少女(外見は少女ではあるが、実際は男か女かは不明)がアキラに「兄の仇」と言ったため、男であったことが判明した。 変身能力による不意打ち以外にも、特にスピードに優れており、彼の攻撃は動体視力に優れたアキラでさえも簡単には見切れなかった。 その正体はイワノヴ家によって人工的に顕身を操る様に造られた新種で「シェイプシフター(可変新種)」と呼称される。 劇中の描写では、アキラが人狼である事を知らされていなかったか、或いはアキラとミナ姫との関係を掴み切れていなかったために、本人にとっても意外な最期を迎える事となった。その後遺体は密かに回収され、『ダイブ イン ザ ヴァンパイアバンド』で再登場する。 アニメ版では、「変身女」とクレジットされている。「真祖の遺産」の情報を得ようとして由紀やミナ姫の姿をとり、アキラを誘惑する。だがミナ姫の姿での狂態が「真祖の遺産」にまつわるアキラのトラウマを刺激し、惨殺される。 ナボコフ将軍 イワノヴ家の重臣。大公家が滅びた後、同胞たちの生存と安寧のため、残存兵力を率いる。 ツェペッシュ家との講和と引き換えに、ミナに関する重大な秘密を伝える。 ナホトカ・ナージェンカ中尉 イワノヴ軍歩兵大隊に所属する女性士官。上官のナボコフ将軍の命によりツェペッシュ家派遣軍に投降、講和の申し出を伝える。
※この「イワノヴ大公家」の解説は、「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の解説の一部です。
「イワノヴ大公家」を含む「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の記事については、「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の概要を参照ください。
- イワノヴ大公家のページへのリンク