めぐ団の敵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:06 UTC 版)
岳山 隆雄(がくさん たかお) 声 - 森久保祥太郎 美木の婚約者。長髪の美形の青年。総資産額7000億円超、グループ総数20万名の名家岳山家の跡取り。「家業を持たぬ政略の家」に育ち、性格は自己中心的で強欲で狡猾な野心家。当人の意思とは関係なく家同士の決めごとにより、会ったこともないまま美木の婚約者となっていた。岳山家の男子は武術においても相当鍛錬されているらしく、ピンポイントで敵の拳を攻撃し指を負傷させる極めて高等な技を得意とする。他にも、木刀を持った不良やナイフを持った柳沢を素手かつ無傷で叩きのめし、恵にすら「勝つ気でいたらすぐやられてた」と防戦一方に陥らせるほどの凄まじい強さを誇る。真の恐ろしさは、手段を選ばない陰湿さと残酷性にあり、花華院家の財産と名声に執着し、蛇のように美木を付け狙っている。登場するたびに凶悪化していく、めぐ団最悪の敵にして本作のラスボス的存在。最終的に恵や源造達に敗北した際は惨めに土下座して許しを乞い、恵達に許されはしなかったが警察に通報もされなかったのでその判断の甘さを嘲笑い、これからも悪事は止めない事を語るが同時に恵や美木達にはもう手出しをしない事も決める。 田中 一(たなか はじめ) 岳山隆雄の偽名。 岳山隆雄の影武者の仮の名。岳山ゲーム時に、隆雄の影武者として登場。かなりの使い手であるが、小林に敗れてしまう。 柳沢(やなぎさわ) 声 - 松本保典 不良グループのリーダー。ボクシングを使う。自己陶酔型の性格で、自分が「主役」を張れる人間であると思っている。仲間たちを利用してのし上がろうと考えており、いつも良いやつを装っていた。恵と源造に絡み倒された不良仲間の敵討ちを口実に登場。作中、源造をKOした唯一の男性。恵との格闘では味方をも犠牲にするヒールなテクニックで一時的に優勢となるが、重たい荷物を外し忘れていてそれを外し本気を出した源造にあっけなく返り討ちに遭う。本性が出て見苦しく負けたことにより仲間に見捨てられてしまい、荒れ狂いながら復讐に向かう途中、岳山が現れ完膚なきまでに叩きのめされる。この際、実力の違いと圧倒的な悪の威圧感に格の違いを実感して岳山の手下となる。自分の器に気づいてからは髪を黒く染め「脇役」に徹し、終盤では一歩引いた立場で進行役となっている。めぐ団とは違った意味で恵に魅了されてしまったようであり、トモには恵に惚れている事を指摘され、自身も冗談気味に「好きだからいじわるしたくなる」と語っている。岳山が柳沢に身元隠しのための戸籍を作って矢川拓也という名前があるが、そちらも使っている様子。 トモ 声 - 松本さち 岳山ゲームで恵達を誘き出すために一役買った女の子。岳山にお金で雇われていたが、恵達にそれ以上の敵意や悪意はなく、逆に恵が窮地に追い込まれたときに助けようとした。 真根(まね)(兄) 声 - 江川央生 街一番のワル。最狂の男と言われていた。源造と同じ赤月中学時代に、後輩の源造に殴り倒される。面子を潰された真根兄は復讐を企てるも、ことごとく源造に負けたと思われる。それ以降、復讐の機会を窺っていた。 真根(弟) 声 - 渋谷茂 赤月中学時代、源造に散々ぶちのめされたことと、恵にも負けたことにより復讐に燃える。兄と違い美しい恵に対してしつこく付け狙う。 青田(あおた) 声 - 私市淳 柳沢の手下。大和撫子杯で恵たちを襲う不良。安田を袋叩きにして、谷底に投げ捨てたり、良美を襲うなど凶悪な性格。柳沢が街を去ったあと、その後釜として不良グループのボスになったが、源造に何度となくぶちのめされている。 細井(ほそい) 声 - 松本保典 岳山隆雄の側近であり、岳山家に代々仕える影組のひとり。目的のためなら手段を選ばない冷酷さを持っている。隆雄ですら正体をつかめない謎の凶悪人物。 門田(かどた) 声 - 鳥海勝美 岳山隆雄の手下。許婚事件で尾行に失敗した部隊のリーダーに替わり新リーダーとなった。その後も、岳山ゲームでは、柳沢のサポートに徹するなど実務部隊の取りまとめ役のようである。
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