はとバスとしてさらに成長とは? わかりやすく解説

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はとバスとしてさらに成長

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 23:02 UTC 版)

はとバス」の記事における「はとバスとしてさらに成長」の解説

観光ニーズ多様化が進むと、ボウリングゴルフなどレジャー題材にしたコース新設行われたほか、大相撲ナイター観戦などをコース組み込む事例多くなった。これは、都市部整備新たな観光資源発生でもあるという観点からのもので、新しニーズ反映させる企画でもあった。車両面においても、1963年には「スーパーデラックスバス」と称した座席後方ほど高くなるシアター形式採用した独創的な車両登場している。 さらに、1964年の東京オリンピックにおいてはオリンピック競技施設を巡るコースのみならずオリンピック観戦コース組み込んだオリンピックコース」の運行行われた。これらのコースは、オリンピック終了後施設めぐりコースとしてしばらく運行続けられた。また、外国人向けのコースについて質的な強化が行われ、蛍狩りから産業施設見学などが盛り込まれコース多数設定され前後して1963年には日本交通公社外国人向け日本国内ツアー「サンライズツアー」に参画している。 しかし、この頃からモータリゼーション進展に伴い乗用車利用する観光客次第増加定期観光バス業績圧迫することになったまた、東海道新幹線開業引き換え夜行列車大幅な削減が行われたため、「夜行列車待ち時間観光利用」という形態失われたことから、夜のコース大きな影響与えることになった。その一方首都高速道路東名高速道路開通所要時間短縮という効果生み出すことになったが、特に首都高速道路については車窓景観売り物としたコース設定にも活用されることになった。特に、1965年運行された「新東京ドライブコース」は、いすゞBX341PAの車体上部切断してオープントップバス仕立てたものであった新し発想コース次々と開設された。結婚適齢期女性対象として着物着付けテーブルマナーを学ぶ「ブライダルコース」をはじめとして受験生向けに大学を回るコース美容関係する施設を巡るコースなど開設された。なお、1970年3月15日より大阪日本万国博覧会が行われたのに合わせ浜松町貿易センタービル内に案内所新設し期間限定コース設定したが、さほどの影響はなかったという。 しかし、万博以後レジャー志向は高級化が顕著になったため、はとバスでも高級志向コース設定することになった1971年2月帝国ホテルなどの高級レストランクラブ周遊する夜間コースとして「ワールドナイトAコース」の運行開始したのを皮切りに赤坂六本木新宿クラブを巡るコース開設された。昼間のコースでも帝国ホテルや「マキシム・ド・パリ」を回るコース登場している。個性的なコース開設も、バス講談師同乗し、講談名場面を巡る「大江戸ハイライトコース」などが運行開始されている。 車両面については、1971年5月に窓の大きオリジナル車体を架装した「スーパーバス」が登場したロケットのような冷房ダクト屋根上に搭載し荷物棚まで省略して窓を拡大したこのバスは、後年増備で9台にまで増加し1980年代まではとバス看板車両としてパンフレット広告などにも登場していた。 本社車庫を、現在の平和島移転したのもこの頃で、1969年移っている。

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