オリンピックコース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 22:38 UTC 版)
「白馬八方尾根スキー場」の記事における「オリンピックコース」の解説
1998年長野オリンピックのアルペンスキー競技の際にアルペン競技場として使用されたのは、以下のコースである。 男子コース滑降はスキー場最上部ゲレンデの標高1,765m地点から兎平ゲレンデ、パノラマゲレンデ、チャンピオンコースを経て国際ゲレンデ(ゴール標高840m)に至る全長3,270m、標高差925mのコース。標高1,680m地点より下のみFIS公認。 スーパー大回転は兎平ゲレンデの中腹、標高1,490m地点からスタート。 女子コース黒菱ゲレンデ最上部の標高1,680m地点から、兎平ゲレンデ、パノラマコースを経て咲花ゲレンデの標高899mへ至る、全長2654m、標高差781mのコース。コース全体に渡ってFIS公認である。 障害者スキーの国内最高のステージと位置づけられているジャパンパラ競技大会(アルペンスキー)も2006年からこのコースでの実施(それまでは全国各地のスキー場で順転開催していた)が継続している。 男子滑降コースの設定にあたっては、競技の難易度向上と自然保護との対立から発生したスタート地点問題などの紆余曲折があった。また、兎平付近は霧が発生しやすく、プレオリンピック、大会本番ともに天候に悩まされた。
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