オリンピックスタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 10:03 UTC 版)
「アマチュアレスリング」の記事における「オリンピックスタイル」の解説
フリースタイル(Freestyle)とグレコローマンスタイル(Greco-Roman style)の2通りのルールがある。どちらのスタイルにおいても、ポイント、勝敗の判定に違いはないが、以下のようにルールが異なる。 フリースタイルにおいては、全身を攻防に用いることが出来る。そのため、レッグダイブ(タックル)を中心とした素早い試合展開になる。これは、18世紀頃イギリスで隆盛していたキャッチ・アズ・キャッチ・キャンのルールに由来する。 2020年現在、女子はフリースタイルのみ行われている。 グレコローマンスタイルにおいて、競技者は腰から下を攻防に用いることが出来ない。そのため、スープレックスなどの投げ技中心の試合展開となる。このルールは古代ギリシアや古代ローマでのパンクラチオンのルールに由来している。「グレコローマン」は「ギリシアとローマの」と言う意味である。 幾度かのルール変更をへて、2020年現在は1ピリオド3分を2ピリオド計6分で行い、ポイントも2ピリオドの合計で争う。ポイントで8点差がつくとそこで勝負は決まる、またパーテール・ポジションは腹ばい状態から開始される。
※この「オリンピックスタイル」の解説は、「アマチュアレスリング」の解説の一部です。
「オリンピックスタイル」を含む「アマチュアレスリング」の記事については、「アマチュアレスリング」の概要を参照ください。
- オリンピックスタイルのページへのリンク