奥志賀・焼額山エリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 02:29 UTC 版)
「志賀高原スキー場」の記事における「奥志賀・焼額山エリア」の解説
中央エリアの北側に位置する焼額山・奥志賀高原エリアは、焼額山の東側斜面をふんだんに使った広々としたスキー場でコース面積が約121haある。各所から焼額山山頂付近までゴンドラリフトで到達することができ、どのコースからも眺望が素晴らしい。 焼額山スキー場は、要所にリフトが架かり、上級者から初級者までレベルを問わず爽快なクルージングが楽しめる種々のコースがあるなど、プリンスホテル系列らしい行き届いたサービスが際立つ。五輪が開催された最大斜度30度のオリンピックコースや解放感のあるジャイアントスラロームコースなど山頂を中心に左右に放射する15本のコースは自然の景観が素晴らしく、はるか北アルプスまでの眺望が可能。草津方面へのヘリツアーも行われている。 奥志賀高原スキー場は志賀高原の最奥部に位置し、スキー場やホテルを除き商業施設は無い。閑静な古き雰囲気を残し、ゆっくり楽しむ大人のリゾートとなっている。雪質も上々で、尾根伝いに左右に別れる約3kmのダウンヒルコースとなっている。急斜面には迂回コースが設置され、いわゆるちびっこ広場があったりスキースクールがあるなど初心者でも楽しめるための気配りも忘れていない。宿泊施設は奥志賀高原ホテル・ホテルグランフェニックス奥志賀のほか小さなペンション街も存在する。スキーシーズン以外も避暑や紅葉など通年リゾートとして機能している。長らくスキーヤー専用ゲレンデだったが、2015-2016シーズンからスノーボードが解禁された。 頂上部(焼額山第1ゴンドラ降り場と奥志賀高原第4ペア降り場との間)に200mほどの連絡路があるが、平坦でスキーを漕ぐ必要があることに加え、標高2000mの高地で酸素が薄いため、往来は決して楽ではない。スケーティングに向かないスノーボードの場合は、ボードを外して歩く利用者も多い。なお、奧志賀高原→焼額山方向の方がほんの少しだけ下りである。この区間に2015-2016シーズンからロープトーを設置する予定で、ゲレンデマップにもその記載があったが、2015-2016シーズン中は稼働せず、翌シーズン以降もロープトーの設置の動きはない(2021-2022シーズン現在)。ちなみに、焼額山から奧志賀高原に滑り込むなら、ジャイアントスラロームコースから左へ分岐する奧志賀連絡コースがあり、ここを通ればスケーティングをする必要がない。 営業中スキー場焼額山スキー場 奥志賀高原スキー場 休業中・廃止スキー場ごりん高原スキー場 岩菅山スキー場
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