その他の哺乳類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:10 UTC 版)
ゾウ - 傷に強く頑丈な革である。ワシントン条約で輸入が規制されている。 ウサギ - 毛皮 シカ - 繊維は細いが、からみ合いが粗く、非常に柔らかい革である。鹿革では、印伝が有名で、特殊ななめしをしたうえに、漆で模様をつけたものである。 「セーム革」も参照 クマ - 毛皮。かつて革としても使われていた。 水牛 -バッファローという商品名で流通している革で独特のしぼ感と柔らかさがある。水にいる生物なので革も水に強い特徴がある。 ネコ - 腹側は三味線に用いられる。 イヌ - 毛皮。毛皮の中で最も保温性が高いと言われている。 トラ - 毛皮 オオカミ - 毛皮 ヒョウ - 毛皮 タヌキ - 毛皮 キツネ - 毛皮 イタチ - 毛皮。ミンク、テンなど。 センザンコウ - ひし形模様の鱗跡が珍重される革。 ビーバー-毛皮。赤い色が特徴。現在は保護動物のため採取は禁止されている。 ラッコ-毛皮。現在は保護動物のため採取は禁止されている。 ニホンカモシカ-毛皮。現在は保護動物のため採取は禁止されている。 オットセイ アザラシ - 厚みがあり丈夫。革の表面の特徴は頭部から尾部に向け、独特の波状の畝(ウネ)模様がある。腸は薄く柔軟で防水性が高いため、イヌイットの防水着として用いられる。パルカと呼ばれパーカーやアノラックの原型となった。 ラクダ - 砂漠地帯の昼夜の激しい温度差により、ラクダの革は一般的に厚く頑丈になる。但し1頭から取れる皮のうち皮革素材として使用できる面積は少ないと言われる。生皮を透明に加工したラクダのランプが有名。 トナカイ - ダイヤ柄の型押し模様が施された高級皮革のロシアンカーフ (Russian calf) が有名。 カピバラ ヒト - 人間の皮膚は比較的大きいものの、他の動物に比べ柔弱で実用性は劣るが、宗教、シャーマニズム、死後に肉体の一部を残す希望、猟奇趣味など、主に精神的理由から人皮は世界各所で用いられてきた(人皮装丁本、エド・ゲイン、アイスランドのネクロパンツ)。
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