その他、再開発に関する動き

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その他、再開発に関する動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/06 13:44 UTC 版)

「天神ビッグバン」の記事における「その他、再開発に関する動き」の解説

2016年5月23日、西日本鉄道は毎日新聞社が保有している天神1丁目北ブロックの「毎日福岡会館」と、東京都中央区日本橋の「西鉄日本橋ビル」を交換することを発表。水鏡天満宮を移設した上での再開発も検討されているしかし、その後進展が見られず、2022年5月25日付の毎日新聞によると、西鉄は一帯を高級ホテル建設などを視野に地権者らと協議を進めているが、数十人の地権者がいるため合意形成は容易ではないと報じている。西鉄の社長である林田浩一は「地権者さんと話を続けている。年内には何らかの形を固める必要がある」と2022年末に迫る天神ビッグバンボーナスの期限を意識したコメントを出している。 2018年2月1日、九州電力は本社内に都市開発担当部署を新設し、大型都市開発プロジェクトに参入すると発表した。「天神ビル」（1960年築）の建て替えや、複数の再開発事業について地元企業と連携して参加を検討するとしている。しかし、2022年5月25日付の毎日新聞によると、天神ビルは地下に変電施設があるため工事が難しく、また定期的に建物はメンテナンスされていることから「決まった計画はない」「まだまだ使える」とする九電関係者らの声を載せている。 2018年7月3日、福岡スタンダード石油が「ミーナ天神」「ノース天神」「E&Yビル」の3棟を不動産管理のダイショウから約260億円で取得したと発表。同社は中洲の商業施設「ゲイツ」を所有しているほか「Apple Store 福岡（2代目）」の開発も手掛けており、将来的な再開発を検討していると報じられていた。しかし、2022年2月10日付の西日本新聞によると、当初は天神ビッグバンによる高さ制限の緩和を見据え、建て替えを含めた再開発も視野に入れていたが、採算面から大規模改修の方向に転換したとみられると報じた。「ミーナ天神」と「ノース天神」を2022年8月末までに一時閉館させ、翌年4月に2つを統合した巨大な「ミーナ天神」として再オープンする。両施設を隔てる壁を取り払い、ワンフロアの面積を拡大させる。 週刊ダイヤモンド（ 2020年2月22日号）によると、「天神ビル」「福岡銀行本店ビル」「ノース天神」「ミーナ天神」などが再開発候補地として記されている。 2020年9月15日に判明した、イムズ周辺の地区計画と地区整備計画によると、「天神ツインビル」が建て替えられる際には現在の同ビル北側に約300平方メートルの広場を整備するとした。また、天神地下街と同じ階層に複数の広場や地下通路が整備される予定だが、現時点で再開発の発表はない。 2021年1月1日付の西日本新聞によると、新天町商店街が建物を高層化した上で低層階に商店街の店舗が入る構想を軸に関係者らで協議を進めており、隣接する「福岡パルコ」との一体開発も検討中と報道。2022年度中の基本計画策定を目標としており、西鉄福岡（天神）駅など周辺ビルと空中回廊で結んだり、商店街内を通る市道を屋外型のにぎわい空間にしたりする案も浮上しているとした ところが同月15日にデータ・マックスが「関係者困惑～西日本新聞の新天町再開発記事は飛ばし！？」と題した記事を公開し、「まだ何も決まっていない」と困惑する関係者たちの声を掲載してる。 2021年1月19日にYouTubeで公開された「天神ビジネスセンター」のプロモーション動画によると、天神1丁目北ブロックの「福岡興銀ビル」が2025年以降の再開発候補地として記されている。また、隣接する「つくしビル」においても、入居していたライブハウス・ハートビートが、天神ビッグバンによりビルが取り壊しの対象になったと明言し、2017年12月31日に閉店している。 2021年12月28日付の毎日新聞によると、野村不動産や竹中工務店などが共同所有している天神2丁目北ブロックの「福岡天神センタービル」が、建て替えに向けて動き出していると報道。ビルの入居テナントは既に2023年7月末までの退去を要請されており、東隣に野村不動産が所有している2棟のビルとの一体再開発も検討中としている。さらに、周辺のビル地権者にも参加を呼び掛けているとされる。 2022年1月1日付の西日本新聞によると、天神4丁目地区にある「福岡中央郵便局」が建て替えを検討中と報道。2025年度までの完成を目指しており、複合商業施設やホテルの建設を軸に整備を進めているとされる。記事内では天神地下街との接続の可能性についても言及されており、また、建て替え中の集配業務の移設地を探していると報じている。