くしの歯作戦
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くしの歯作戦(くしのはさくせん)は、東日本大震災に伴う大津波が沿岸部を襲い、甚大な被害が発生したことから、国土交通省東北地方整備局が宮城県や自衛隊と協力して緊急輸送道路を「くしの歯型」として啓開(障害を取り除き道を切り開く)することを決め、名付けたものである [1]。
注釈
出典
- ^ 「くしの歯作戦とは」
- ^ “「くしの歯」作戦 - 三陸沿岸地区の道路啓開・復旧 -”. 東北地方整備局 (2011年3月18日). 2012年5月26日閲覧。
- ^ 「道路啓開が早くできた理由」
- ^ “「建設業界は自衛隊に学べ」、くしの歯作戦指揮官の自戒と苦言”. 日経BP 復興ニッポン (2012年3月29日). 2012年5月19日閲覧。
- ^ 「前へ!」麻生幾著、2011年8月新潮社
- ^ 日本放送協会. “備えたことしか、役には立たなかった ~ある官僚たちの震災~”. NHKニュース. 2021年3月6日閲覧。
- ^ 被災地との連絡役「リエゾン」が活躍(毎日フォーラム 2011年5月16日)[リンク切れ]
- ^ 東日本大震災における「くしの歯作戦」についての物語描写研究 土木計画学研究・講演集、CD-ROM、45、2012.夏山英樹・藤井聡
- ^ “東海・東南海・南海地震対策中部圏戦略会議の概要”. 中部地方整備局 (2011年12月27日). 2012年5月26日閲覧。
- ^ “「中部版くしの歯作戦」策定 地震復旧支援の輸送網を確立へ”. 静岡新聞 (2012年3月28日). 2012年5月19日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b 『首都直下地震 輸送路確保 国交省が「八方向作戦」』2014年8月5日 読売新聞朝刊3面
- ^ “東海・東南海・南海地震を想定し、紀伊半島沿岸部の道路啓開の進め方を策定”. 近畿地方整備局 (2012年2月6日). 2012年5月27日閲覧。
- ^ “第1回四国東南海・南海地震対策戦略会議の開催”. 四国地方整備局 (2011年6月9日). 2012年5月26日閲覧。
- ^ “「くしの歯作戦」四国でも 東北の教訓受け輸送ルート確保へ”. 産経ニュース (2012年3月8日). 2012年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月19日閲覧。
- ^ “「四国広域道路啓開計画」を策定しました”. 四国地方整備局 (2016年3月24日). 2016年7月18日閲覧。
- ^ 首都直下地震時は「8方向作戦」 国交省の道路確保計画小林誠一 朝日新聞 2015年2月20日15時52分
- ^ 首都直下地震における道路啓開の考え方(案) 国土交通省道路局・関東地方整備局 平成26年7月17日
- ^ 首都直下地震道路啓開計画 (初版) 平成27年2月(2月20日公表)。首都直下地震道路啓開計画検討協議会
- ^ 首都直下地震、都心を救え 国交省、48時間内に8ルート確保案 産経ニュース 2015年2月21日 06:56 Archived 2015年4月2日, at the Wayback Machine.
- ^ (参考資料)方向別道路啓開計画概要
- ^ 「首都圏直下地震 4河川伝って 緊急輸送路」2015年9月1日 読売新聞39面
- ^ くしの歯作戦 35路線対象・・・県が策定 読売新聞2015年11月8日
- 1 くしの歯作戦とは
- 2 くしの歯作戦の概要
- 3 脚注
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