かつて存在した国家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 22:57 UTC 版)
「星界の紋章・戦旗惑星一覧」の記事における「かつて存在した国家」の解説
トヨアシハラ市アーヴを生み出した軌道都市。日本と思われる地球上の国家から移り住んだ人々で構成される。外国文化の影響を嫌い、独自の文化のみを抽出・発展させる。その文化が後にアーヴ文化の基盤になる。詳細はアーヴ#起源を参照。 アルハミド星間帝国20余りの有人星系を有し、スュルグゼーデ王国と接していた星間国家。アーヴ帝国が同国との戦争のために星界軍主力と皇帝が帝都ラクファカールを出撃した間隙をつく形で地上軍による「ジムリュアの乱」が勃発したが早期に鎮圧平定され、後にはアルハミド星間帝国もアーヴ帝国に破れ、吸収された。 エレンディア国帝国建国からさほど間もなく、アーヴ帝国により吸収される(時期不明。ジムリュアがコーザイ総督となる半世紀以上前)。惑星コーザイの捕虜収容所に収容されていた元兵士たちの子孫は国家の復活を夢見て、「ジムリュアの乱」で反乱軍の中心となった。 カミンテール共和国帝国歴905年、後の第27代皇帝(当時・皇太女)ラマージュ率いるアーヴ帝国軍との「カミンテール戦役」で滅亡。中核となる4つの星系の経済が緊密に結びつきすぎていたことが災いし、敗北必至でも帝国と戦わざるをえなくなった(結びつきをバラバラにされると各星系の経済が崩壊し、餓死者を覚悟せねばならなかった)。また、軍はあまり信頼されておらず降伏の権限を与えられていなかったため、帝国軍に対して絶望的な戦況でも戦い続けるしかなかった。この国の軍が制式採用していたK211型煙幕弾は電磁波吸収率において現在でも人類世界最高で、クラスビュールのミン・クルサップが苦労の末入手して人類統合体スファグノーフ平和維持軍に対し使用した。 シャシャイン連邦100年以上前にアーヴ帝国との「シャシャイン戦役」で滅亡。過去200年ほどの間に帝国と戦争した国家の中では比較的強大な存在であったが、それでも国力はアーヴ帝国の4分の1に満たない程度で、ドゥサーニュによると国力を戦力に反映させるのに致命的な欠陥を抱えていたとされる。透明煙幕という対アーヴ兵器を開発していた。 シレジア共和国実態は軍事独裁国家で、のちに人類統合体に併合された。支配階級や軍人の一部に遺伝子操作による不老化処置を施していたが、彼らの子孫は「シレジア不老族」として遺伝子改造を嫌う統合体社会の中で差別されている。 セクティア連邦帝国暦812年、アーヴ帝国に併合。セクティア訛りのアーヴ語は正統アーヴ語に比べて母音が少ないため覚えやすく、旧セクティア連邦出身者以外の国民の間でも広く用いられている。
※この「かつて存在した国家」の解説は、「星界の紋章・戦旗惑星一覧」の解説の一部です。
「かつて存在した国家」を含む「星界の紋章・戦旗惑星一覧」の記事については、「星界の紋章・戦旗惑星一覧」の概要を参照ください。
- かつて存在した国家のページへのリンク