かすかべ書店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:51 UTC 版)
「クレヨンしんちゃんの登場人物一覧」の記事における「かすかべ書店」の解説
しんのすけたちの行きつけの書店。チェーン店であるらしく、年に一度「本部からの視察」が行われる。むさえがアルバイトを始めたが、一日で辞めてしまった店でもある。しかし、重い本の束をいくつも持ったり、立ち読みをしていたしんのすけを追い払った(実際には、カンタムロボの放送時間が近い事を伝えただけ)ことから、働き振りはなかなかのものと店長も絶賛していた。また、みさえもアルバイトをしていた。初期はしんのすけの悪戯に巻き込まれてトラブルに遭う場面があった。 かすかべ書店店長 声 - 京田尚子(第9話Cパート~)(1992年6月15日~)、愛河里花子(ゲーム「かすかべ映画スターズ」) かすかべ書店(原作ではかすがべ書店)の女性店主。本名不明。とがった眼鏡をかけている。しんのすけ曰く「カマキリみたいなおばさん」、「カマキリ将軍ギリギリ」。店での立ち読みを無くす為にあらゆる作戦を立てて立ち読みする人に対抗しているが、しんのすけやみさえたちには通用せず、しんのすけはブラックリストワースト1で、データによるとしんのすけが来ると売り上げ80%ダウンらしい。竜子と同様、しんのすけのことを「ジャガイモ小僧」と呼んでいる。立ち読みする人を目の敵にする理由は、父親が経営していた書店が客に好き放題立ち読みされた挙げ句に潰れた為である。この考えは今では古臭い物として認識されており、またその追い払う方法がかなり個性的で、ジェスチャー(書店連盟公認のブロックサインとのこと)での会話など、力を入れるところが微妙に間違っているのでバイトに来たむさえからは「この店長くねえな」と評された。漫画家のよしいが訪れた時には中村さんと一緒に「少年忍者吹雪丸」の単行本やポスターにうすとにサインしてもらう一面持っている。本屋さんとなじみ深い「はたき」の先にハエのレプリカを取り付けて、立ち読み客にハエを追いかけているように見せかけて帰らせる得意技「非情の舞い 偽りのハエ退治」を持つが、しんのすけにはレプリカのハエを叩き落とされてしまい失敗した(この後レプリカのハエははたきについていない)。店に愛着を持っている為後述の巨大ロボットが襲来する際は店と共に死のうとしていた。 中村(なかむら) 声 - 稀代桜子(第9話Cパート~)(1992年6月15日~) かすかべ書店のベテラン女性店員。下の名前は不明。店長と共に立ち読み客を一掃するべく奮闘している。店長同様「書店協会公認のブロックサイン」のジェスチャーで会話をする。無駄に書物の並べ替えを行うことでなかなか立ち読み客の手に書物がわたらないようにする得意技「用もないのに、雑誌入れ替えディフェンス」を持つが、しんのすけには通用しなかった。チョコビが大好きなようで、しんのすけにチョコビで買収された事がある。 また、鳩ヶ谷夫妻が来店した際には立ち読みを妨害しつつも終始そのアツアツぶりを羨ましがっていた。この2人が来店した時には店長の指示でコードネーム「風と共に去りぬ」と呼ばれる立ち読み妨害作戦(冷房の設定温度を極限に下げて帰らせる撃退策。ただし店側にもダメージが来る)を実行したが、「アツアツ」の2人には通用しなかった。そこで今度は暖房に切り替えて店内室温を50度にまで上げても通用しなかった。後述の巨大ロボットが襲撃する事を恐れており、店長に避難しようとジェスチャーで会話するシーンもあるが、店長とは違い、店への愛着は薄く店と共に死のうとする店長を見捨てて逃げようとし、店長から「少しは説得しろ!」と突っ込まれた。 2代目オープニングテーマ『夢のENDはいつも目覚まし!』では主要人物の一人として、よしなが先生、まつざか先生の3人で登場して踊っている。 かすかべ書店には、他の店員が存在するが、基本は店長・中村のみだが、映画7作目『爆発!温泉わくわく大決戦』では秘密結社YUZAMEのロボットが春日部に襲来したときに登場している。
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