有線通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/08 08:15 UTC 版)
日本の有線電気通信法第二条においては、「送信の場所と受信の場所との間の線条その他の導体を利用して、電磁的方式により、符号、音響又は影像を送り、伝え、又は受けること」と定義されている。
無線通信との比較
無線通信と比べ、以下の特徴がある。
- 回線容量が比較的大きくとれる
- 伝送路の上限がない
- 安定した通信が可能
- 盗聴が比較的困難
- 移動に適さない
- 通信線路を敷設する工作物が多く必要となり、初期投資コストが比較的大きくなる
- 一対一の通信でない場合は回線交換が必要
- 近距離では無線通信よりも減衰が少ないが、遠距離では減衰が多くなる。
- 通信ケーブルが切断すると通信が途絶するため災害に弱い。
用途
用途として次のものがある。
関連項目
- 通信線路 - 主配線盤 - 端子函 - 保安器
- 有線電気通信法 - 電気通信設備工事担任者
- 光通信 - 光収容 - FTTH - FTTx - フォトニックネットワーク
- 無線通信 - インターネット - コンピュータネットワーク
- 通信工学 - 無線工学
- 通信と放送の融合
- 1 有線通信とは
- 2 有線通信の概要
有線通信と同じ種類の言葉
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